1話 ページ3
「んっ。…此処は…？」
目を覚ましたら、見たことない天井、見たことない景色、独特な消毒の匂い。
病院か…？
「？いっつ？！」
頭にハテナを浮かべながら、体を起こそうとすると、体に走る激痛。頭も痛いし。
「何があったっけ？確か…」
冷静に思い出そうとした時。
ガラガラ
扉が開いてそこから、ふくよかな女性が入ってくる。
あれ？確かこの人って……。
？「？！出久！！」
「？(出久って確か…)」
『僕のヒーローアカデ……「出久！大丈夫？！」……あの、最後まで言わしてくれるとありがたいのですが。
あれ？さっき、俺見て言った？
何で俺は……。
ふと、病院のベッドにあるネームプレートを見た。
「？！(マジかよ)」
そこに書かれていた名前は……
“緑谷出久”
「はぁ(どうやら、俗に言う成り代わりかよ。俺ヒーローになりたくないし。でも、敵かと言うとそれは絶対いや。捕まるのごめんだし。でも、目立ちたくないし)」
「頭痛いの？出久」
あっ、いつの間にか、片手で頭を抱えてたみたいだ。
「(えっと、とりあえず、)大丈夫だよ。お母さん(だよな。出久の母親引子さんだし。その人の前では、出久でいるか。外では、俺のままで良いよな。演技面倒だし。勝己相手にも。)」
引「そう良かった。って、良かったじゃないわよ！もう心配したんだからね！！子供を助けて、自分がひかれるなんて！！」
「(あぁ。やっぱり……)」
あのぶれたような感覚は……、あの姿はやっぱり……。
“緑谷出久”本人だったんだ。
引「聞いてるの出久？」
「うん。聞いてるよ」
引「まったく。黙って心配したんだからね！」
「ごめんね。お母さん」
引「ヒーローに憧れてるのはわかってるけど……。そんな危ない事されたら……」
出久の場合は、体が先に反応したんだろうな。って俺も同じだったけどな。
引「とりあえず、私はお医者さん呼んでくるから」
「うん」
お母さん……引子さんが出てから、すぐに扉を開ける音がする。
忘れ物でもしたのかなっと思って、視線を映すと。
「(……勝己か……)」
病室に入ってきたのは、緑谷出久の幼馴染み……爆豪勝己だ。
勝「てめぇは何やってんだ？無個性なクソナードな癖に、ガキを助けて、てめぇは怪我して……、ヒーロー気取りかよ？てめぇには、ヒーローになる資格なんざねぇのによ」
「心配してくれてんの？」
勝「誰がてめぇの心配するかよ！こんなジサツ志願者野郎を！」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
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黒宮霧月(プロフ) - 誰か一緒に行きませんか？私と。 (2018年8月12日 13時) (
レス) id: cf4cb56845 (このIDを非表示/違反報告)
黒宮霧月(プロフ) - 叉兎離さん» 映画ですか…。 (2018年8月12日 13時) (レス) id: cf4cb56845 (このIDを非表示/違反報告)
叉兎離 - 映画見てきました。面白かったですよ (2018年8月5日 14時) (レス) id: 9ea15788e0 (このIDを非表示/違反報告)
黒宮霧月(プロフ) - 藍那さん» 教えてくれて、ありがとうございました！！ (2017年8月8日 10時) (レス) id: 7fa0f601af (このIDを非表示/違反報告)
藍那(プロフ) - コメント失礼します!!とんでもない誤字？を見つけてしまって… 18話の相澤先生のセリフが『静かになるまで8秒かかりました。』のことろが、『しずかになるまで8分かかりました。』ってなってました(笑) (2017年8月8日 1時) (レス) id: 999290c356 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒宮霧月 | 作成日時：2017年4月17日 15時
