L級のヒーロー。 ページ2
この街はＡ、Ｂ、Ｄ、Ｆ、Ｇ、Ｊ、Ｍ、Ｑ、Ｒ、Ｙ、Ｚ市と分かれており、Ａ市には、ヒーロー協会本部があり、Ｚ市には怪人発生率が高い今はゴーストタウンと呼ばれている場所がある。
ヒーローが登場してきたのは、三年前からである。ヒーロー協会本部が出来たのは、その頃である。
一人の人間が本気でヒーローを目指し始めたのもその頃である。
それから一年半後。一人の人間は髪と引き換えに、最強になった。
それより前、ヒーロー協会内でも、一部しか知らないＬ級……つまりレジェンド級のヒーローが、誕生していた事を勿論、その一人の人間はまだ知らない。
ちなみに、災害レベルは、狼、虎、鬼、竜、神レベルである。
狼……危険因子となる成分や集団の出現。
虎……不特定多数の生命の危機をもたらしかねない。
鬼……都市全体の機能の壊滅が危惧される。
竜……複数の都市の壊滅が危惧される。
神……人類文明の存続が危険視される。
っとこんな風に分かれている。
そのＬ級のヒーローは、神レベルに達するかもしれない。その最強の人間と共に。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜Ａ市〜
一人？の怪人が、のしのしと歩いている。
頭に二本の触角を生やし、体の色は紫。
警報が流れて、災害レベル【竜】。
〜Ｚ市のとあるマンション〜
その姿を見ている一人の青年。その青年の特徴と言えば、何と言っても髪の毛がない事。
姿を見ながら、その青年は、着替えをしている。
黄色の上下と、白のマントと、赤の手袋。
まるで、よくあるヒーロースーツみたいな。
「よし、行くか」
その青年……サイタマは、趣味でヒーローをやっている。
今、正義執行が始まる。
〜その２、３軒隣のマンション〜
その部屋は、サイタマの部屋よりも広い感じで、女の子が好きな可愛い人形とかある。
女の子らしい部屋だが、そこには、似つかない狐のお面がある。
〜♪〜〜♪♪
『グー』
携帯が鳴っているが、部屋の主は出ようとしない。
気持ちよさそうに寝ている。
やがて、電話が切れ、静かになり、主はふと目が覚めた。
『あー、よく寝た！』
寝過ぎだ！今何時だと？！
『うっせぇな！』
寝起きですこぶる機嫌が悪い主。
髪は、猫っ毛の黒髪のショート、黒目。美人というより、可愛い系。
彼女が……(人1)A。ヒーロー協会の本の一部しか、彼女の事を知らない。
何故なら、彼女はＣ、Ｂ、Ａ、Ｓ級より、強いＬ級ヒーローだからだ。
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ai - 更新が止まっているようですが、更新されるまで待ってます！頑張ってください！ (2016年4月27日 19時) (
レス) id: 340a937237 (このIDを非表示/違反報告)
(-ω-) - とても面白かったです!これからも頑張ってください!(゜ω。) (2016年3月9日 2時) (レス) id: 8b4abea691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒宮霧月 | 作成日時：2016年2月15日 22時
