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｢あきらの…彼女さん……！？！？｣
｢は、はい。はじめまして、笹野Aと申します｣
リビングに行き母さんとAさんと3人でテーブルに並べるなどしていると、父さんが帰ってきた
扉を開けた瞬間驚愕して現在になる
｢ど、どうぞ、ゆゆ、ゆっくりしていてくださ、あ｣
父さんはあたふたして言葉になっていなかった
前母さんに言った時、父さんにも言ったはずなんだけどな
｢そ、そうか、今日だったのか、あぁ、忘れてた｣
｢も〜お父さんったら｣
慌てながらネクタイを緩め、椅子に座る父さん
食事を全て置き終わり母さんはビールを2本持ってきた。
父さんを見てAさんは苦笑いしていた。
｢はい、笹野さん！乾杯しましょ〜｣
｢わ、ありがとうございます！｣
Aさんの隣に俺、向かいに母さん
俺の向かいに父さんという感じの席順
｢いただきます｣
4人で手を合わせてご飯を食べる。
母さんとAさんはかんぱい、と缶ビールをぶつけていた
俺も成人したら真っ先にAさんとお酒飲みたいな
｢その、笹野さんは、23歳？なんだ、です、よね？｣
｢はい、今年の夏で24になります。今日は驚かせてしまいすみません｣
｢も〜笹野さん！忘れてたお父さんが悪いんだからいいのよ！硬っ苦しいのはやめましょ〜｣
｢は、はい、ありがとうございます｣
どちらかというと、Aさんよりも父さんの方が緊張でガチガチになっているが
そんな様子を気にもしないで母さんはのほほんとしてる
｢わ、このじゃがいもとっても美味しいです。柔らかい｣
｢あら嬉しい！｣
他愛ない話もしながら、Aさんと母さんはどんどん仲良くなっていく。
嬉しいような、ずるいような。
父さんは相変わらずガチガチのままご飯を食べている
｢こーんな素敵な女の子があきらと出会ってくれて嬉しいわ〜！バレーしかしたことない子だけどよろしくお願いね｣
｢はい！私もあきらくんのような優しい人に出会えて嬉しく思ってます。｣
｢やだも〜よかったわねあきら！｣
｢……うん｣
俺は仮にも思春期なわけで
家族の前で好きな人と会話するのがかなり恥ずかしい
こういう場面でAさんの大人の余裕を見せつけられてしまう。
ダサい、とか思われないようにしたいけど
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紫月とと - もう一話見た瞬間にグサッと心に突き刺さりました…💘😭 国見ちゃんの大人っぽさがより際立ってて雰囲気だいすきです！！！ 歳の差恋愛系って中々ないので更新楽しみにしてます💭🫶🏻 (2月4日 7時) (
レス) @page13 id: 50a88ed8c5 (このIDを非表示/違反報告)
れい - 好きです！(唐突の告白) 主人公が社会人…余り無いジャンルで面白いです！歳の差、って奴ですよね！そう言うのって時々切ないけどとても好きです！ (1月3日 15時) (レス) @page8 id: e1c5f3df3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢月 | 作成日時：2023年12月20日 13時
