37.驚愕 真田side ページ5
今まで立海テニス部にはかなりの数のマネージャーがいたが
殆どがR陣にしか興味を示さず、それが俺たちに知られたらすぐ諦めて辞める様な者だった
本日から入部した藤桐は俺達R陣だけではなく1、2年にもスポーツ飲料を配ったり、声援を送っていた
...精市や赤也からの信頼が厚かったのも頷ける
しかし...
何故、“日本一の兵”がここに居るのか
何故、“日本一の兵”がマネージャーをしてるのか
気になってしまう事か沢山ある
聞きたいという気持ちは大きいが、初めて会話する女子に質問攻めするのはな些か失礼ではないのだろうか...
い、いや。後輩との仲深めるのは先輩として当たり前だろう......！
落ち着け、真田弦一郎！何を理由に緊張してるのだ！
真田｢ふ、藤桐お前に聞きたいことがあるのだが...｣
『なんですか？』
日向の様な笑顔と一緒に返事する藤桐
...厄介に思われている様ではないな
何から聞けば良いのだろうか、いきなり能力関係のことを聞くのは馴れ馴れしいか？
...まずはそうだな。好物なんてどうだ
真田｢お、お前は何か好きな食べ物でもあるのか...？｣
藤桐の表情が固まったぞ！？
何かおかしいことを口走ってしまったか
『ははは！真田先輩、意外と可愛い質問されるんですね』
.....可愛い！？
祖母以外に生まれて初めて言われたぞ...
本当に分からん奴だな
『そうですね...強いて言うならクレープとか甘い物が好きです！』
なるほど、藤桐はスイーツとやらが好みなのか。丸井と同じだな
『真田先輩は甘い物好きですか？』
甘さによるが...そうだな。そこまで得意では無いな
｢嫌いという訳では無いが、洋菓子は少し甘すぎてな...和菓子は食べれるぞ｣
『あぁ〜！分かります。真田先輩ってお煎餅とか羊羹って感じがします！』
そ、そうなのか？ 確かに、煎餅や羊羹は食べるほうだが
・
・
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しかし、藤桐はどんな人の話も楽しそうに聞くな。俺との会話も目を輝かせたり、時々跳ねたりしていたしな
まるで幼稚園児を相手にしているかのような...
いかん、それは藤桐に失礼だ！
『あ、真田先輩、私ここなので。今日はお世話になりました！お疲れ様です。』
女子と話してこんなにも時間が早く過ぎたのは初めてだ
真田｢ああ。しっかり休むように｣
『はい！』
肝心な事を聞くのを忘れたが藤桐との仲も少しは深まっただろうしな
また、聞けば良いだろう.....
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むつ夫(プロフ) - ありがとうございます。更新頑張ります！ (2018年11月15日 22時) (
レス) id: 2396a1f062 (このIDを非表示/違反報告)
園曽ジリ - 更新頑張って下さい！ (2018年11月15日 21時) (レス) id: 96251ee9c8 (このIDを非表示/違反報告)
園曽ジリ - 今一番更新が楽しみな小説です！ (2018年11月15日 21時) (レス) id: 96251ee9c8 (このIDを非表示/違反報告)
むつ夫(プロフ) - 暢@立海大家族さん» コメントありがとうございます！楽しみにしてくださってありがとうございます！！更新頑張らせていただきます！ (2018年11月13日 20時) (レス) id: 2396a1f062 (このIDを非表示/違反報告)
暢@立海大家族 - とあるシリーズのことはよく分からないのですが、それでもとても楽しめます。次のお話がとても楽しみです。更新頑張ってください！ (2018年11月13日 17時) (レス) id: d6fdd5199e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むつ夫 | 作成日時：2018年11月5日 1時
