【立海】とある少女の日常物語 II 【とある】

62.危険 ページ30

？？｢......。...、！｣


？？｢...、！｣



ん、騒がしいな...




？？｢A！！A、起きて｣




『...うわぁっ！？



おはようございます、幸村先輩』




なんということでしょう。バスの中でグーグー寝て、目が覚めたら幸村先輩の美しいお顔が目の前に



バスが止まってるし、もう着いたのかな





幸村｢気持ちよく眠ってた所ごめんね。俺はあと3人起こして行くから、先に玄関に向かっててくれ｣



3人...？


あ、丸井先輩と仁王先輩と赤也か。なんか予想しやすい




『私も起こすの手伝います！』



幸村先輩に迷惑かけちゃったから、出来れば力になりたいな




幸村｢ありがとう。それじゃ、仁王を起こしてくれるかな？｣



『はい！』




仁王先輩って起こすの難しそう。騒音とか全然気にしなさそうだし...


仁王先輩の席に着いたけど、死んでるんじゃないかってくらい眠ってる。

なんか、起こすの躊躇っちゃうな




いやいやいや、皆待ってるんだし早く起こさなきゃ！！



『仁王せんぱーい、起きてくださーーい！』




ほらー、やっぱり起きないじゃん...

仕方ない、仕方ないよね。

お体失礼します(？)




『ほらー、仁王先輩早く起きてくださーい』




仁王先輩の肩を揺らしながら、起こす

これでも、起きないのか...




『っえ？！』



え.....？な、なんだ？仁王先輩に抱きしめられてる？


え.....？な、なんで？







仁王｢寝込みを襲うとは、破廉恥な奴やのぅ...わざわざこうせんでもお前さんからのお願いやったら何でも聞いちゃるぞ？｣




『な、なななななな、なななに何言ってるんですか！！！』



本当に、本当に！！

何言ってるんだこの人は！！





幸村｢仁王、何してるの...？^^｣


仁王｢プリッ｣



よかった、幸村先輩の来てくれたおかけで離してくれた

危うく心臓が破裂する所だったよ....




幸村｢Aの反応が一々可愛いから、いじめたくなるのは分かるけど、そういうことする前はちゃんと俺に許可を取るように！｣



ん...？


ん......？



....聞かなかったことにしよう。うん



仁王｢分かったぜよ。次からはそうするナリ｣



次とか要らないですよ、仁王先輩




幸村｢ふふっ、ブン太と赤也は先に行かせたから俺達も玄関前に行こうか｣



『は、はい...』





幸村先輩と仁王先輩って混ぜるな危険以上に混ぜるな危険なんじゃ...？(語彙力)

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