【立海】とある少女の日常物語 II 【とある】

55.お名前 ページ23

真田｢......それと、後一つある！｣



な、なんだろ。日々のこととかで怒られたりするかな






真田｢...お、俺の、俺の事を...｣



真田先輩めっちゃ動揺してる。顔とか真っ赤でもう爆発寸前だし...
どうした、何があった真田先輩





真田｢なっな、なま名前で呼べっ！！｣



『えぇっ！？』




真田先輩の言ったことがあまりにも衝撃的すぎて思わず変な声を出してしまった。

まさか、真田先輩から名前呼びを許可されるとは......


嬉しい。嬉しいけど衝撃がデカすぎて頭の中の混乱が治まらない






真田｢い、嫌ならば無理はせずとも良いのだぞ...｣


『嫌な訳無いに決まってますよ！！
あ、私からもお願いがあります。』



真田｢なんだ...？｣


『私の事もAって名前で呼んでください』


そっちの方が互いに話しやすくなるだろうし、お互いに名前呼びの方が仲良しな感じするしね。

先輩に向かってそんなこと言えないけど...！



真田｢な、ななっ！女子を名前呼び、だと...

...ああ、承知した。A｣





おおぉおぉおおぉおおぉおお！！！

真田先輩からお名前を読んで頂ける日がくるとは......！



『ありがとうございます！ 弦一郎さんっ！』



うんうん。真田先輩のお名前を呼ぶなら先輩よりさん付けの方が合ってる気がするな






真田｢さっ、さん！？｣




ありゃ、弦一郎さんは先輩派だったかな...


『弦一郎先輩の方がいいですか...？』




真田｢否！お前の好きに呼んでくれて構わん｣



そっか良かった！

・

・

・

あーあ...もう家に着いちゃった

まだたくさん弦一郎さんとお話したかったのになぁ

でも、明日からは5日間ずっと会えるから今日は我慢だね！



『弦一郎さん、明日からも頑張りましょうね！ それじゃ、また明日！！』



真田｢ああ。早寝早起きを忘れずにな｣



ほら、やっぱり弦一郎さんはお父さんみたいだ
こういう所が弦一郎さんのいい所でもあるんだけどね！








この後は昇吾と合宿で使う物とかを買いに行くんだよね！

昇吾と2人でお出かけするの楽しみだなっ！

56.買い物→←54.お父さん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す