53.隠蔽 柳side ページ21
切原「あーそう言えば......」
赤也が質問とは予想外だな
今回の合宿は藤桐もいるからか、赤也もかなりのやる気を見せている
『どうしたの?』
藤桐も赤也からの質問は予想外だったようだな
意外そうな表情をしている。
切原「Aの、その超能力?は黙っておいた方がいいよな?」
ほう、1番に赤也が他校の奴らに話すと思っていたのだが.....
『あー、どうすればいいのかなー。
...どう思います真田先輩?』
藤桐は弦一郎を信頼しているようだな。
いや、それだけではなく弦一郎も藤桐を信頼しているようだ。
帰り道が同じだから、話す機会も多かったのだろう
真田「お、俺か!?
.....そうだな、お前が能力者と分かればお前の能力に興味を持ち、何かさせる奴もいるだろうしな。黙っておいた方がいいのではないか?」
話を振られて困惑していたようだか正確な回答をだした弦一郎、流石だな...
『真田先輩がそう言うなら黙っておきましょう!!』
真田「あ、ああ!」
胸を張りすぎだぞ、弦一郎。
先程からこの2人が親子に見えるのだか、俺は疲れているのか...?
『あ、でも氷帝に1人いるんですよね。私の事知ってる人が』
氷帝学園は常盤台に毎年何人か体験留学生を送っていると聞いたことあるな。
男子生徒も体験できることは知らなかったが...
切原「そいつ、俺達も知ってる奴か?」
『うーん。日吉若って人なんだけど...知ってる?』
日吉若...確か赤也と新人戦で当たった奴だな
詳しい性格は知らないが、他人の事を喋るような奴では無いはずだ
切原「あ、あいつか...」
『知ってるの?』
幸村「赤也はその子と新人戦で戦ったよね」
『へぇー!!そうなんですね』
あの時はいい試合だったな。
『でも若はいい子ですから安心して大丈夫ですね!』
切原「そーかよ...」
藤桐が他の男を話題に出すと毎回の様に赤也の機嫌が悪くなるのはどうにかならないものか
合宿は大変そうだな.....
幸村「じゃあ、Aの能力については皆隠していくってことでいいね?」
真田「ああ。」
柳生「はい。分かりました」
丸井「ま、それがいいよな!」
仁王「俺もそれがいいと思うぞ」
桑原「そうだな」
柳「....ああ」
藤桐には申し訳ないが、
藤桐の正体が合宿参加者に知れ渡る確率 98,6%
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むつ夫(プロフ) - ありがとうございます。更新頑張ります! (2018年11月15日 22時) (レス) id: 2396a1f062 (このIDを非表示/違反報告)
園曽ジリ - 更新頑張って下さい! (2018年11月15日 21時) (レス) id: 96251ee9c8 (このIDを非表示/違反報告)
園曽ジリ - 今一番更新が楽しみな小説です! (2018年11月15日 21時) (レス) id: 96251ee9c8 (このIDを非表示/違反報告)
むつ夫(プロフ) - 暢@立海大家族さん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださってありがとうございます!!更新頑張らせていただきます! (2018年11月13日 20時) (レス) id: 2396a1f062 (このIDを非表示/違反報告)
暢@立海大家族 - とあるシリーズのことはよく分からないのですが、それでもとても楽しめます。次のお話がとても楽しみです。更新頑張ってください! (2018年11月13日 17時) (レス) id: d6fdd5199e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むつ夫 | 作成日時:2018年11月5日 1時