【立海】とある少女の日常物語 II 【とある】

35.超電磁砲 ページ3

｢｢｢......｣｣｣




皆黙っちゃうよなぁ...

瞬間移動って1番超能力っぽいし、学園都市に居ない限り直接見ることはあんまりないだろうし







ま、昇吾の凄い所はそれだけじゃないんだけどね！！


自分の方に向かってくるもの全部どっかに飛ばせるからほぼ無敵だし？

能力なくても学園都市外の犯罪者は倒せるくらいの身体能力もある



うんうん。やっぱり昇吾は......









女｢イヤっー！！返してっーーーー！｣




『ええ...』



うわぁ、急展開だなぁ......



女｢お願いっ！！誰か！！！｣



ひったくりとか馬鹿みたいなことする人まだいたんだ


犯人は...こっちに走って逃げてくる男か









んー、あ！ポケットにゲーセンのコイン入ってんじゃーん。ラッキー




目立つの面倒臭いし、バレたら怒られるだろうけど女の人困ってるしね








丸井｢藤桐...何してんだ？｣


ゲーセンのコイン片手に持って狙い定めてる人いたら丸井先輩みたいに不思議に思うか

これも直接見たことないだろうし...







ｷｰｰｰﾝ



指でコインを上空に飛ばす


そして、電磁誘導を利用して...！




ﾋﾟｭﾝｯｯｯ






ひったくり犯｢ぐわぁあぁあああぁぁぁ！！｣








そう、超電磁砲(ﾚｰﾙｶﾞﾝ)。美琴ちゃんから教わった技


簡単に説明すると、物体を電磁誘導により加速して撃ち出すしくみ。鉄砲みたいな武器になるかな...

飛ばす金属(コイン)が電気の熱で途中で溶けてしまうこともあって射程は短いのが玉に瑕






切原｢...？｣

柳｢電磁誘導を利用した超電磁砲、だな...｣

幸村｢聞いたことはあったけど...｣

真田｢な...｣





やっぱり直接見るのは初めてか
赤也は何が起こったのか理解出来てない感じかな？

まぁ、でも驚いてもらって嬉しいな









あ、サポートに電話にした方がいいか


このまま帰っちゃったら絶対面倒なことになるだろうし
学園都市以外での派手な能力使用はあまり許されないはず







もう遅いけど.....








『....という訳です。こっちの警察さんに事情話しといてくださーい。はーい、失礼します』





はは、めっちゃ怒られました(´＞∀＜｀)ﾃﾍｯ
昇吾にまた説教されるね！！









【作者から】

超電磁砲を撃つシーンはYouTubeなどでもご覧になれますので、チェックしてみて下さい！

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