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50.親子? 柳生side ページ18

『藤桐A、ただいま戻りました!!』



テニスコートに全速力で向かってきた藤桐さん

テレポート能力を使用し氷帝まで向かったとはいえ随分お疲れでしょう

藤桐さんには感謝をしなければなりませんね






切原「A!おせーぞ!!」


...切原君、もう少し藤桐さんを休ませてあげてください。藤桐さんは我が部の為に一生懸命頑張ってくださったんですから




『ははは...ごめんね?』



藤桐さんに謝罪させてしまうとは、本当に申し訳ない事です



第一、藤桐さんが出発してからそこまでの時間はかかっていませんしね


まあ、かなりしっかりしていて優しい藤桐さんが他校に取られないか心配になるのは分かりますが...







丸井「俺様の天才的ボレーが見たくて早く帰ってきたんだろぃ?」



『そうです!!早く、早く見せてください!』



丸井「おうっ!任せろぃ!!」



藤桐さんの目がとても輝いていますね
藤桐さんには失礼かもしれませんが、玩具を与えられる幼児の様です


藤桐さんのこの素直な性格が老若男女に好かれる原因なのでしょう





真田「待て。藤桐が帰ってきたら部長会での報告をすると幸村が言っていただろう」



『えーー』


おやおや、次は玩具を取りあげられた幼児の様な表情をしていらっしゃいますね





真田「なっ何だ、藤桐!その表情は何だ!?
合宿は明日からだろう!その時になれば様々な技を見る機会があるはずだ!今は我慢しろ!」






仁王「焦りすぎナリ(ボソッ」


こらこら、仁王君。真田君に聞こえたらどうするのですか...

共感しますけどね



藤桐さんを幼児と例えるとするならば真田君は育児に慣れていない父親...というところでしょうか




『それ、本当ですか!!』


真田「う、うむ。」


『じゃあ、急いで部室に行きましょー!!』


真田「藤桐!あ、余り強く引っ張るな...!」



中々見れない面白い光景ですね

藤桐さんが真田君の手を引っ張り部室へ走って行きました。まるで遊園地に来た親子の様です




...さて、我々も部室に行きましょうか







丸井「あーあ...真田が止めなきゃ藤桐にカッコイイとこ見せれたのになぁ」

仁王「というかさっきのあの2人、親子にしか見えんかったナリ」

桑原「確かに」

仁王「真田の手を引くなんて、藤桐は怖いもの知らずじゃのぅ」

丸井「真田も嬉しそうに見えたけどな」






切原「........」

柳「...赤也、男の嫉妬は見苦しいぞ」

切原「な、何の事っスかね!!!」

51.報告会 柳生side→←49.魔王降臨



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むつ夫(プロフ) - ありがとうございます。更新頑張ります! (2018年11月15日 22時) (レス) id: 2396a1f062 (このIDを非表示/違反報告)
園曽ジリ - 更新頑張って下さい! (2018年11月15日 21時) (レス) id: 96251ee9c8 (このIDを非表示/違反報告)
園曽ジリ - 今一番更新が楽しみな小説です! (2018年11月15日 21時) (レス) id: 96251ee9c8 (このIDを非表示/違反報告)
むつ夫(プロフ) - 暢@立海大家族さん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださってありがとうございます!!更新頑張らせていただきます! (2018年11月13日 20時) (レス) id: 2396a1f062 (このIDを非表示/違反報告)
暢@立海大家族 - とあるシリーズのことはよく分からないのですが、それでもとても楽しめます。次のお話がとても楽しみです。更新頑張ってください! (2018年11月13日 17時) (レス) id: d6fdd5199e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むつ夫 | 作成日時:2018年11月5日 1時

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