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#14：瀬見の彼女はハコ入り娘 ページ15
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学生時代の門限、6時半。
1日に親(特に父)から5回以上の連絡。
日焼けしないように、付き人がいる時もあった。
“ 箱入り娘 ”
そんな箱入り娘、少し変わっていた。
ハコに入るのが好きな、ハコ入り娘。
そんな彼女も24歳。大切な人もできるわけで。
瀬見「Aの家はでかくて毎回ビビる」
『…ヒビリ、男でしょ』
瀬見「あとお父さんの威圧感だべ」
『…そう？いつも優しいよ？』
瀬見「それAにだけだから！」
そう言ってる男女の左手には、
綺麗な指輪がはめられていた。
瀬見「家とか考えなくちゃだよな」
『…学校から近くがいい』
瀬見「あー確かに、もうA先生だもんな」
彼女は高校の美術の先生。
彼はバレーボールの若手コーチとなっていた。
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瀬見の彼女は少し変わっているらしい。
ハコに入るのが好きな、ハコ入り娘。
瀬見の彼女はハコ入り娘。
でも今は、“ 彼女 ” ではないんだって。
瀬見のお嫁さんはハコ入り娘。
− E N D −
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作者名：よーぐる | 作成日時：2017年5月2日 20時
