014 ページ14
優斗「再開するみたいだね」
A「次のプログラムって...何だっけ」
優斗「障害物競走だって。A出番じゃん！」
...神さまは意地悪だ。
何よりも楽しみにしてたのに。
少しずつ涙が溜まって、
優斗くんは心配そうに私の顔を覗き込んだ。
また、みんなに迷惑かけるし
瑞稀と二人でなんて、今はどんな顔して良いのかさえ分からない
優斗「俺、付いてくよ」
A「ううん、大丈夫。瑞稀と...ちゃんと話そうと思う。」
頑張って笑ってみたけど
優斗くんは少し暗い表情のまま微笑んで、
溢れた涙を拭ってくれる。
A「あのさ、
愛香「優斗くんもAちゃんもここにいたんだ〜っ！」
優斗「え、あ...おう」
A「愛香ちゃん...！どうしたの？」
思わず優斗くんと顔を見合わせたけど、
そんなのお構い無しに
愛香ちゃんは私の両手を取った
愛香「次、障害物競走でしょっ」
A「...わざわざ呼びに来てくれたの？」
愛香「ううん、Aちゃん足怪我しちゃったし、代わりに愛香が出てあげるよ！」
優斗「え...」
優斗くんが一歩前に出て、
私も口をきゅっと引き締める。
愛香「先生もね、オーケーくれたし。瑞稀くんだってそれが良いって！」
A「瑞稀が...、」
愛香「だから、Aちゃんはここから見てて！愛香、Aちゃんの分も頑張るっ！」
言葉が、、、出ない。
まさか瑞稀が、そんな
優斗「待っ...！」
A「優斗くん...もう良いよ」
優斗「あんなの最低過ぎるだろ」
A「瑞稀は、瑞稀はもう私なんかと...話したくないんだよ」
視界がぼやけて、自分が泣いていると知って、
気がつけば優斗くんの腕の中にいた。
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←013
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 312人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴーたん - お願いします！！ (2017年10月24日 19時) (
レス) id: 868c198db2 (このIDを非表示/違反報告)
むーむん(プロフ) - 望桜さん» すみません！！！！アドバイスも感謝です！！！ (2017年10月24日 7時) (レス) id: 39d1033972 (このIDを非表示/違反報告)
むーむん(プロフ) - あしゅしゅさん» ごめんなさいぃぃ！もっと早く気づくようにします！ありがとうございます泣 (2017年10月24日 7時) (レス) id: 39d1033972 (このIDを非表示/違反報告)
むーむん(プロフ) - ぴーたんさん» わわ！嬉しいです！瑞稀パパとか最高ですね！リクエストもありがとうございます！！！ (2017年10月24日 7時) (レス) id: 39d1033972 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーたん - 面白かったです！リクエストで次に小説書くときに瑞稀君がパパになるものを見てみたいです。お願いします！ (2017年10月23日 19時) (レス) id: 868c198db2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kuu（くう） | 作成日時：2017年10月10日 23時
