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✻
「え！？
何で子供組は泣いてんの！？」
状況を理解していないきみは
慌てた様子で子供組を慰めようと
困り果てた顔で頭を撫でていた。
「きみくん…デキ婚おめでと」
なーくんは優しくきみの肩を叩く。
すると、きみは「え！？」と
驚いた様子で目を開く。
「俺結婚しないよ！
子供も作ってないし！
てか彼女すら居ないのに、
デキ婚なんて出来ないよ！
せめて結婚してから！」
「………………え」
きみの言葉に子供組は涙を引っ込め、
俺ら大人組はきみを見詰める。
「…え、あの女の人は？」
「何で知ってんの！？
その人は俺の
小学校の時のクラスメイト！
昨日その子とその子の旦那と
バッタリ会ってお茶してただけ！
レコーディングも終わったから、
お昼ごはんついでにって！」
は？旦那？
…メンバーの視線が痛い。
めちゃくちゃ痛い。
「ほ、ホテルは？」
「いや、何で知ってんの！？
その子の友達と明日会って
ホテルに泊まるらしいから
荷物を運ぶ手伝いしてたの！」
…だからって1・2分で
出てきたよなお前。
「支える…とか言ってね…とかは？」
「だから何でそれ知ってんの！？
あれは友達として言ってたし、
その子の旦那も俺のクラスメイトだから
俺の事認知済みだし。
妊婦って大変だろ？
だから支えるよって言ったんだよ」
…てことは、
ジェルが言った通り、
俺の勘違い…？
「き、きみくん？
すとぷりとか辞めない…よね？」
「…辞めないよ」
そう言って笑うきみに安堵する。
俺らの様子を見て察したきみは
「ごめんね」と一言だけ謝る。
「…仕事とか嘘だったんじゃん」
「皆に心配掛けたく無くて…」
苦笑いしながら頭を掻くきみ。
…俺、後でシメられるのかな。
「……どうせ
そんなことだろうと思いました」
「先に帰るわ〜」
「え」
…アイツら。
るぅとところんは
さっきまでの涙が嘘だったかのように
帰ろうとしている。
きみはそんな二人を見て
軽くショックを受けていた。
「二人とも凄く
きみくんの事大切に思ってたよ
何なら俺より泣いてたかもw
何だかんだ二人とも
きみくんの事大好きなんだよ！」
と莉犬は子供のように笑いながら
きみにそう言っていた。
きみは莉犬の言葉に
少し目を見開かせたが、
すぐに微笑んで「そっか」と言った。
「あ！勿論！
俺たちもきみくん大好きだから！」
「ははっ、そっかそっか！
そりゃどうも」
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びたー(プロフ) - るんかさん» いいえ！いいえ！大丈夫ですよ！はい！…そう言ってくれるとめちゃくちゃ嬉しいです…ありがとうございます！なるべく無理のない更新を心掛けます！ (2020年11月14日 22時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
るんか - びたーさん» お返事遅れてしまいすみません... 気分転換できたんですね。良かったです！無理せず適度な投稿をしてください！ (2020年11月14日 17時) (レス) id: c4fe7359d3 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - KOKESI(こけしくん)さん» ごめんね…！ありがとう！ (2020年11月13日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
KOKESI(こけしくん)(プロフ) - びたーさん» あ、ありがとう！イラスト集にはらせていただきます！！ (2020年11月13日 23時) (レス) id: 33ecba25f2 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - KOKESI(こけしくん)さん» え！？謝らないで良いよ！！寧ろ嬉しい！もし、送れたらURLをコメントに貼るか、それかイラスト集に出すなら、そこで保存して貼っておくことも出来るよ！自分の好きなようにしてくれ！ありがとー！ (2020年11月13日 23時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 x他2人 | 作成日時：2020年10月16日 23時
