黄緑担当です。9

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少し嬉しそうな声をするさかこちゃん。

この場でティラミスってチョイスが…
って思う人もいるかもしれない。


「じゃあ、彗ちゃん
そのティラミス返して？」


「え！？私宛てじゃないん？！」


なんて言いながらも、
笑いながら返すさかこちゃん。

やっぱり優しいんだな。

…さて、『貰った』ことだし。


「俺こんなことしか出来ないけど

彗ちゃんにはたくさん
周りに人がいっぱいいる。

1人で抱え込むより、
たまには誰かに相談してね

勿論俺にでも良いから

頑張れっ！負けるな！」


「え？…え？」


とさかこちゃんを元気付ける。

案の定、さかこちゃんは
俺の言葉に戸惑っている。

またさかこちゃんに
ティラミスを渡すと

「何なんw」と笑いながら
また受け取るのを見届ける。


「バレンタインデーに
ティラミスを渡すとね

『私を元気付けて』って意味なの

俺は彗ちゃんからティラミスを貰った。

だから俺は彗ちゃんを元気付けた！」


「ええ！？w

まだバレンタインやないし、
Aくん斬新やなあw」


確かに俺のやり方を改めて
思い出すと、結構変だよな…。

だからメンバーからも
変人って言われる訳だよ。


「…Aくんありがとーな
少し元気出たかも…

これ後で兄ちゃんと食べるよ」


「うんうん！食べて食べて？」


寧ろ坂田さんも食べてもらうように
わざと2個買った訳なんだし。

何だかんだ言って、
坂田さんのこと大好きなんだな。

まずお兄さんとかいるのが羨ましい。

坂田さんがお兄さんって…
さかこちゃん羨まし過ぎるだろ。


「今度お返しするよ」


「あら嬉しい」


ニッコリと笑い掛けるさかこちゃんに
俺と微笑みながらそう言う。

…やっぱり羨ましいや。

俺も…さかこちゃん見習って
頑張ろうかな、なんて思った。






「今度、咲穂さんにも
よろしく伝えといてよ」


「まず会ったことすらないのに
よく言えたねAくん」






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本日はコラボしてくれて
ありがとうございました！

お知らせから遅れてしまって
申し訳ありません…！

コラボしてくれた方は
お知らせでも言った通り

KOKESI(こけしくん)さんです！

KOKESI(こけしくん)さんの
小説を貼っておきます！↓

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/marumo_minna/

凄くオススメの小説です！
是非読んでみてください！


この度は本当にコラボ
ありがとうございました！

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