◎With rinu ページ27
*
久々に莉犬くん家に行こうと
相手から連絡も入れずに向かって、
インターホンを押すと、
ドアの開く音がして、そこには
しんどそうな莉犬くんの姿。
俺は驚いて、慌てながら
「莉犬くん、どしたの？！」と言う。
するとどうやら響いたらしく、
耳を押さえながら
「風邪引いた」とポツリと呟く。
莉犬くんの額と自分の額を掌で触ると、
莉犬くんの額は少し熱さを感じる。
熱とか計ったのかな…
「熱は？」と聞いてみると、
莉犬くんは思い出したかのように
「そういえばまだ計ってない」と
頭を掻きながらそう返事した。
家に上がって、体温計を漁る。
すると、救急箱らしいものから
体温計が見付かり、
莉犬くんに差し出す。
莉犬くんが計ってる間に
風邪薬とか探しておこう。
「きみくーん、計った」
「え！？早くね！？」
10秒ぐらいしか経ってないのに
体温計を俺に渡す莉犬くん。
俺の体温計30秒ぐらいなのに…
若干、悔しいと思いつつも
体温計を見てみる。
37度9分と表示されている。
まあまあ高い方か…
「頭とか痛い？咳とか鼻水とか…」
「頭痛いし、鼻水も出るし、
咳する度に喉が痛い」
「……風邪薬見付けたから
これ飲もうか」
風邪薬の錠剤が
たくさん入っている瓶を
莉犬くんに差し出す。
「3錠飲めって書いてあったから」と
付け加えて指示を出す。
「んー」と言いながら、
台所へ向かった莉犬くん。
水でも取りに行っているのだろう。
「飲んだよー」
「ん、そんじゃ後はベッドで寝て！
寝れば治るかもしんないし！」
そう言って俺は莉犬くんを
引っ張りながら、
寝室へ向かった。
───────────
莉犬くんをベッドに
寝転がらせて布団も被る。
少しだけ布団から莉犬くんの目が見える。
「寝れないん？」と聞くと、
莉犬くんは口を開いた。
「きみくんっていざって時に
冷静に指示出してくれるからさ
それに俺まだ全然慣れなくて…」
「あー、なるほどねー
それ褒めてるってことで良いよね？」
少し苦笑いをして莉犬くんに聞く。
莉犬くんは俺の話を聞かず、
そのまま布団にモゴモゴしながら
潜ってしまった。
だけど、俺は聞こえてしまった。
「ありがとう。きみくん」
という莉犬くんの声が。
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KOKESI(こけしくん)(プロフ) - びたーさん» 僕、そこまで調べないからなぁ(答えでるから調べなくてもいいと思いました。ごめんなちゃい((((() (2020年8月3日 0時) (
レス) id: 33ecba25f2 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - KOKESI(こけしくん)さん» 結構情報はやったはずだと自分は思いたい…そしてありがとう！尊敬されて何か嬉しい…！(←何かってなんや) 自分もまだまだ新規だよ！ (2020年8月2日 23時) (レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
KOKESI(こけしくん)(プロフ) - びたーさん» 僕！歌い手推してからまだ半年と2ヶ月！歌い手の存在を知ったの、3年前！まだまだ新規！！ (2020年8月2日 23時) (レス) id: 33ecba25f2 (このIDを非表示/違反報告)
KOKESI(こけしくん)(プロフ) - びたーさん» 僕は1年ぐらいずっと昼夜逆転だよ！そのおかげで頭のネジが何本か外れたね！ (2020年8月2日 23時) (レス) id: 33ecba25f2 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - KOKESI(こけしくん)さん» リクエストは全部採用するよ！？あーなるほど、課題が終わらないんだね…それは頑張って欲しい！でもちゃんと寝ないとダメだぞー……私も昼夜逆転したことあるから説得力ないかもだけど…… (2020年8月2日 23時) (レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 x他2人 | 作成日時：2020年7月25日 21時
