◎ ページ39
*
「できたぞー…って寝てんじゃん」
服の裾を持って、
小さい土鍋を持ってきたさとみくん。
莉犬はお茶が入っている
ペットボトルと
氷が入ったコップを持っていた。
さとみくんと莉犬は
デスクに土鍋とコップと
ペットボトルを置いた。
「なーくん達も呼んでいい？」
とさとみくんがスマホを取り出して
僕と莉犬に言ってくる。
莉犬は少し渋っていたが
「良いと思う」と言い、
僕も賛成しコクリと頷いた。
…きみくんが起きたら
ビックリするんだろうなあ……。
皆に送り終えたのか
スマホを置いたさとみくん。
「ころん来るってよー」
「ころちゃん返信早いね」
確かに数分経って返信が来るなんて。
作業の休憩とかだったのかな…？
ふときみくんを見てみると
咳をして寝ているようだ。
聞く限り苦しそうな咳だ。
心配しながらきみくんを見ると
インターホンが鳴る音がする。
ころちゃんかな。
さとみくんが立ち上がって
玄関の方へ行ってしまった。
すると寝室からでも分かるくらいの
バタバタと足音を立てて、
勢いよくドアを開けるころちゃんの姿。
息切れもしてるし、
汗もダラダラだ。
もしかしなくても
走ってきたのだろう。
「ころちゃん！きみくん寝てるから
静かに開けてください！」
あまり大声を出さずに、
小声でころちゃんに注意をする。
しかしころちゃんは
早歩きできみくんの方へ向かう。
苦しそうな咳をしながらも
ぐっすりと寝ているきみくんを見て
ふぅー、と息を吐いたころちゃん。
余程心配していたのだろう。
「ころんあんま走んなよ
後はなーくんとジェルだけか…」
「来る前提？」
「あ、ライン来てたわ」
「聞けよ」
莉犬の話を無視して
置いたスマホを手に持つさとみくん。
指の動作からして
きっとメッセージを打っているのだろう。
「なーくんとジェル来れるみたい
ダッシュで来るらしい」
とさとみくんがスマホを見ながら言う。
ダッシュか…それぐらい
きみくんが心配ってことか。
すると数分も経たずに
またインターホンが鳴った。
走ったってことは
ころちゃんみたいに
汗も凄いんだろうな…と呑気に考えていた。
またさとみくんが立ち上がって
玄関へ向かう。
するとバーンッという音が
こっちからでも響き渡った。
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びた一(プロフ) - ハクアさん» そうだったのですか！？私もリクエストが貰えて本当に嬉しかったです！リクエストありがとうございました！そう言われると本当に嬉しいです！本当にありがとうございます！ (2020年7月26日 21時) (
レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
ハクア - 感謝されちゃったハァト いやぁホントにね普段感謝されるなんてないから照れるなぁ(//△//)この物語大好きです！ (2020年7月26日 17時) (レス) id: de65068b97 (このIDを非表示/違反報告)
ハクア - 感謝されちゃったハァト いやぁホントにね普段感謝されるなんてないから照れるなぁ(//△//)この物語大好きです！ (2020年7月26日 17時) (レス) id: de65068b97 (このIDを非表示/違反報告)
びた一(プロフ) - もみじさん» ありがとうございます！因みに後一つのリクエストもちゃんと書きますよ！安心してください！リクエストの方ですが、他のリクエストの方を先に書いてからになるので少し遅くなると思います…勿論是非先ほどもらったリクエストも書きますよ！本当にありがとうございます！ (2020年7月25日 0時) (レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - 2個も書いてくれた…！？作者さんLove（きしょい）倒れちゃって入院パロとかどうでしょう…！！ (2020年7月24日 23時) (レス) id: 0ce60d019a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 x他2人 | 作成日時：2020年7月15日 21時
