黄緑担当です。2

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「いやもう少し、藤原竜也さんっぽい
読み方って聞いたんだけど…

もう一回読んでくれない？
さとみくん」


遠井の要望にさとみは頷き、
ころんは「…(笑)」と少し笑っていた。


「『漏らす”な”ら”ぁ オムツをしよう”っ
下痢う”ん”こ”ぉ』」


笑いに震えながらもころんは

「これで賞取れたんだ…」
と言っていた。

そんなころんの言葉に遠井は
「うーん…」と言葉を濁しつつ、

「まあなんか深い意味があるのよね…？
うん…」と答えると

ころんも「うん…確かに不快」と返した。


「つづいて

金魚バカ きみ！
得意科目は理科！

こないだの理科の点数は98点！

理科の自由研究では
何時も賞を取っている優秀なの！」


「へー」


遠井が説明しているところんは
「あれ？きみくん全部のテスト何点？」
と聞く。

するときみはテストの用紙を見せて

「えっと国語は72点、数学80点
日本史18点 英語21点だったね」

と話すと、それを見た遠井は

「日本史と英語どうしたんだよお前」
と突っ込んだ。


「国語と数学は
なーくんとさとみくんに
テスト前教えて貰ったから

日本史と英語は追試」


「えぇ、
きみくん仲間だと思ってたのに…」


気を取り直そうと遠井は
「きみくん、理科の強さを見せてあげて！」
と期待する。

期待に答えようときみは


「んじゃ今から
ねずみとイカとフナの解剖しよっか！

それか…「はい次行こー！」」


聞いてゾッとした遠井は

きみの言葉を遮って、
次に行こうと進行する。

いきなり話を遮られたきみは
「え？」と呟いた。

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