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12.宿泊学習! ページ14

そして宿泊学習の日がやって来た。

時間はあっという間に過ぎて、三日目の登山。私は薫のサポート役。

でも、サポートってどんなことをするの……?

「レイさん、僕のことは放っておいていいから、自分のペースで頑張ってよ」

薫の目は笑っていない。

「あなた何言っているの?私は薫のこと、絶対に見放さない。山頂まで連れていくわ」

「レイさん……」

「絶対にね」
頼まれたからには絶対に!

初めの道はかなり楽で、薫も雑談する余裕すらあった。

でも中腹になるとだんだん彼も集団についていけなくなっていった。

「大丈夫?無理そうなら先生に言って……」

「ダメ!!」
私の声を遮る薫。
「絶対に、登りきってみせるんだ!!」

いつにもなく燃えている彼。
「レイさんと、一緒に……」

「え?」
ぼそっと言った薫の台詞は、私の耳にも届いていた。

「あ、ごめん……嫌なら」
「いいえ!一緒に登頂しましょう!」
純粋に私はそう思っていた。薫もその気なら、私も。

また私達は歩き出した。前にいる集団を目で追いながら。

その時、吹雪が5年3組を襲った。
「大丈夫薫!?」
「僕は大丈夫……あれ?」
薫と私がふと前を見ると、
何も見えなかった。
ただ、真っ白な世界が広がっていただけだった。
3組の皆は、どこ?
皆の声も聞こえない。

「ねえ、これって……」
薫がこの世の終わりのような顔をして私を見る。

「迷ったみたいね……」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

更新していなくてすみません。
最近ずっとリアルで手一杯でした。
これからも更新して、この作品を絶対に完結させます!(レイと薫の受け売りですが)

あと機種変したのでID変わりました。ご注意ください。

諸星夢月

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ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーキャラクター

華乃サヤカ


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設定タグ:占いツクール , 消えた占ツクの伝説作者 , 諸星夢月   
作品ジャンル:その他, オリジナル作品
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諸星夢月☆こみゅ行けません(プロフ) - 水の犬。さん» ありがとうございます!これからも少しずつですが更新していくのでよろしくお願いします(o^−^o) (2016年5月6日 6時) (レス) id: 222891f609 (このIDを非表示/違反報告)
水の犬。(プロフ) - 初めまして。久しぶりに更新されてて嬉しかったです! 更新、ゆっくりでもいいので頑張ってください(*・v・*)/ 無理はなさらずに。 (2016年5月5日 22時) (レス) id: 7c0259b150 (このIDを非表示/違反報告)
諸星夢月☆こみゅ行けません(プロフ) - himawariさん» そうなんですか!!嬉しいです!ありがとうございます(o^−^o) (2015年8月18日 21時) (携帯から) (レス) id: 8479091d1e (このIDを非表示/違反報告)
himawari(プロフ) - お誕生日おめでとうございます!!なんと私と誕生日一緒ですね!!びっくりしました!! (2015年8月18日 21時) (レス) id: faa47f7cf4 (このIDを非表示/違反報告)
諸星夢月☆こみゅ行けません(プロフ) - レイ@北欧領さん» ありがとうございます! (2015年8月17日 19時) (携帯から) (レス) id: 8479091d1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:諸星夢月 | 作成日時:2015年8月14日 12時

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