轟焦凍の幼馴染は異能力者である番外編其の一【文スト】【ヒロアカ】 (ページ3)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:12,253 hit

・ページ3

「え！？と、轟くんその子は？」

「おまえ！まさか隠し子かなんか……ムゴッ」

「なんかAちゃんに似てへん？」

Aと教室に入った瞬間この騒ぎだ。

Aの方を見ると

「帰る。」

「待て。」

ものすごく帰りたそうな顔をしていた。

「太宰先生来てないか？」

と尋ねたそのとき

「グッモーニング！」

太宰先生が入ってきた……びしょぬれで。

「おや？轟君、その子はもしかして……」

「登校中に男にぶつかられて気付いたらこうなってました。」

こうしている間にAはブツブツと呟いて考えていた

「治？にしては背が高い……それに雰囲気が違う。これはもしかして未来？
突然だけど、今西暦何年？」

答えると

「やっぱり違う。私の記憶だと今から6年前。」

「どうやら個性か異能で幼児化してしまったみたいだね。
確かにAは6年前こんな感じだった。」

「私はどうしたらいい？此処が未来で焦凍が高校生ならヒーロー科でしょ。そんなところに居たくない。」

そういえば、Aはヒーローが嫌いだと言っていた。
今はあんまり感じないが昔はこんな感じだったのか。

俺が知らない過去のA。

何があったのか知りたい。

「とりあえずこの子は職員室に連れて行くよ。」

そういって太宰先生はAを連れて出て行った。