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とある少女の黒い頃 ページ2
※このお話は基本轟sideで書きます。
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何が起こったんだ？
いつも通りAと登校していたらいきなり男がすれ違ったときにぶつかってきて、
Aが光ったと思ったら
「貴方誰？ここ何処？」
全身真っ黒な服を着たAによく似た少女が立っていた。
「ねぇ、聞いてるの？」
「ああ、俺は轟焦凍だ。」
そういうと、Aに似た少女は
「え……？同じ名前？」
とびっくりしているみたいだった。
「私は柊 A。10歳。気付いたら此処にいた。」
やっぱりAだった。
さっきの男の個性かなんかか？
俺一人じゃどうもできねぇ。
「とりあえず学校行くぞ。」
「その制服って雄英高校のでしょ。ヒーローだらけの。」
「そうだが？」
「帰る。」
突然スタスタと反対方向に歩き始めてしまった。
「待て。どこ行く気だ！」
「ヨコハマに帰る。
なんで貴方と焦凍が同じ名前で顔が似てるのかわからないし、ヒーローのところなんて行きたくない。」
帰る気満々だ。
何か引き止められるものは……そうだ。
「雄英には太宰先生もいるぞ。」
ピタッと歩みを止めて此方を振り返った。
「治が？なんで？それになんで貴方が治を知ってるの？」
「説明するからとにかく一度ついてきてくれ。」
「………わかった。ただし、いる意味が無いと思ったら帰る。」
「わかった。」
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作者名：睦月 | 作成日時：2019年1月14日 11時
