カゲプロの世界に飛んだよー。 (ページ3)

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2話エネ「ブス子ゴミクズですね。」ページ3

～～昼休み～～

屋上へ行くとそこには誰もいなかった。

風も強く、肌寒い。

「遅い。」

自分から呼び出しといて…流石最底辺の人間だなぁ。

『ガチャ』

「…」

ブス子「仲直りしよう？」

不覚にも驚いてしまった。

昨日の放課後あんなに叫んでいたのに仲直りとは

どういう神経してるんだコイツ

ブス子「驚いた？」

「…まぁ。」

ブス子「じゃあ、さ。握手しよ？」

「握手？」

ブス子「そう！仲直りの！」

ブス子はそう言って近づいて来た。

「うん」

向こうが手を出して来たので私も手を伸ばす。

あぁ。これで解決か。

って思ったけど、後から考えるとブス子がこんな仲直りする訳無いよね。

『ドンッ』

ブス子「私が許すとでも思った？」

「え」

身体が後ろに傾いていく。

ついに足がアスファルトから離れる。

私は屋上の端にいた事を後悔した。

…そして…目を瞑った。