喧嘩2(高野洸) 洸side ページ14
部屋の前まで帰りドアを開こうとは思うが、少し勇気がいる。
俺(Aを起こさないようにしないと…。)
俺「ただいま」
A「おかえり」
Aはまだ起きているようで、もしかして俺のこと待ってたんじゃないかって少し期待した。
俺「まだ起きてたの…?」
A「玄関のドアで目が覚めた」
俺「そっか」
俺(やっぱりそんな訳ないよな…あの喧嘩のあとだしな。)
そこから2人の間には重たい空気が流れて、このままではいけないと思い先に口を開いたのは俺だった。
俺「お腹空いた」
A「へ?」
俺「お腹空いた、何かある?」
A「ご飯食べてきたんじゃ…」
俺「まだ、です…」
そんな急に言われても困るし怒るよな。
第一ご飯食べてくるって言ったの俺だし…。
A「うどんとか、簡単なのでいい?」
俺「うん…」
俺が着替えてる間に小鍋にかき玉うどんを作って、俺が座る向かいの席でAは紅茶を飲んでいた。
A「出来たよ」
俺「いただきます」
久しぶりに食べるAのごはんがとても懐かしく思えた。
A「美味しいですか?」
まだ怒っているのか敬語になってしまっているA。仕方のないことだけど。
俺「美味しいよ、久しぶりに食べたなAの手料理」
A「1週間ぶりだもんね」
俺「そうか」
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作者名:夢叶*ムト* | 作成日時:2019年2月17日 4時