８話 ページ8
ティーカップに入った紅茶を見つめながら、皆の話を聞いていた。
ら「――確か、ぺんちゃんと会ったのって何年前だっけ？」
ぺ「えぇ？でもまだ６０年位しか経ってないよね？」
ら「じゃ、まだまだだよ。俺達。」
「６０年？らっだぁっておじいちゃん？」
ら「んな訳ないだろ。俺は青鬼だから人間と比べて寿命が長いんだよ。」
「あ、種族ってやつでしょ?」
ら「そ。あと能力ってのもあるよ。」
「へぇ〜かっこいいね。それ。」
コ「だろ？」
「能力か…私にはないのかなぁ。」
レ「きっかけが大切なんだよ。」
「きっかけ？みんなの能力は何？」
ら「青鬼を操る。」
きょ「光を操る。」
み「透明化とすり抜け。」
レ「火を操る。」
コ「魔法使えるよ。」
ぺ「闇を操る。」
し「不幸を呼ぶ。」
ト「月の光を力に変える。」
ク「人に化ける。」
「…能力かぁ」
顔を伏せ、弱々しく呟く。
コ「別に能力ってのは誰でも持ってるものだから。」
「私でも？」
きょ「そ。だからきっかけを見つけて磨けばいいものになる。」
「…そこらへんに落ちてないかな。」
し「落ちてちゃ駄目でしょw」
「あれ？ぺいんとさんときょーさんの能力って何か反対だね。」
ぺ「…俺は悪魔で確かきょーさんは天使でしたよね？」
ら「運命の二人じゃん。」
「悪魔と天使…きょーさんが天使？きょーさんが天使って…ふっw」
きょ「おい。しばくぞ。」
コ「あ、だから頭の上に輪っかがあるのか。」
きょ「じゃなかったら羽もねぇぞ。」
ぺ「俺も隠してるだけであるよ。」
ト「いや隠せるもんなの？」
ぺ「できるんだな。それが。」
「…そっか。この世界ってたくさんの種族がいるけど、皆人間と仲良くできるんだ…」
ら「…だといいんだけどね。」
「？」
ぺ「じゃ、俺らそろそろ帰るわ。」
ら「あ、玄関開けなきゃ。」
と、らっだぁは青い鍵をポケットから取り出した。
「青い鍵？」
ら「面白いでしょ？」
「不思議。」
ら「俺がこの館を操っているもんなんだ。誰も入って来ないようにもできるし。」
床を見ながら歩いても…ない。
椅子の下は？ない。
コ「何やってるの？」
「きっかけ探してる。」
コ「はぁ…落ちてるわけじゃないんだから。」
ら「ねぇ、A。Aには言いづらいけれど…この世界みんなが妖怪とかと仲良くできる
訳じゃないんだ。中には妖怪達を嫌う者だっている。
俺は、そいつらによって青鬼になった。」
「え？」
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無得 - てかレスするの忘れちゃう… (2019年12月31日 16時) (
レス) id: 1c93b3fde8 (このIDを非表示/違反報告)
無得 - できるだけ早く投稿します！！頑張るお！！ (2019年12月31日 16時) (レス) id: 1c93b3fde8 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 早く更新して下さい! (2019年12月31日 15時) (レス) id: 958dce3934 (このIDを非表示/違反報告)
無得 - アニメですね…銀魂というのは知ってますけど…詳しくないんです。ごめんなさい。 (2019年12月28日 16時) (レス) id: 1c93b3fde8 (このIDを非表示/違反報告)
星スピカ - 知ってるアニメは何ですか？ (2019年12月28日 12時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無得 | 作成日時：2019年11月18日 16時
