４５話 ページ44
ら「ん？何て？」
「だから、私が行ってくる。」
ら「駄目。危ないよ？」
私は今、もう一つの方の人間のところに行こうとしている。
彼らに説得をしたいのだ。
「私は行きます。私は仲直りができるまで戻りません。」
ら「危ない。まず何が起こるか分からないんだ。」
「行きます。」
ら「待って！」
そして私を止めようとするらっだぁを、きょーさんが止めた。
きょ「…信じてみようや。」
ら「…信じる？」
「…きっと戻ってくるから。」
私は館を出て、彼らのところに向かった。
でもその前に。このボーダーラインはどうしよう？
「これどうしよ…？」
近「消しますよ。」
「え…？」
後ろには、近海さん達がいた。
近「私達の代わりに、どうか。」
「…はい。」
彼らの村は荒れ果てていた。
何があったのか。
人間「…お前はあの時の！」
そしてその人間は私に刃物を向けた。
そんな彼の顔色は悪かった。
「…ごめんなさい。」
人間「はぁ！？」
その刃物を振り回した。
完璧に避けることはできなかった。
腕が少し切れた。でもこれくらい大丈夫だろう。傷は浅い。
人間「お前を帰すわけにはいかない。殺すまで。どうせあいつらに言われたんだろ！」
「いえ。私が自分からここに来ました。」
人間「何が目的だ！」
「…仲直り、って言うんでしょうか？もう一度、やりなおしませんか？」
人間「何を今頃！」
彼は私の胸ぐらをつかみ、刃物を向ける。
？「やめな！」
そこに、一人の女性の声が聞こえた。
？「もうそんなことをする必要はないだろう。離しな。」
人間「ｯﾁ。」
舌打ちをし、彼は向こうに行ってしまった。
「あ、あの…」
？「…すまなかった。私たちは間違っていたんだ。妖怪達は優しい。
私達が妖怪を殺したりしたが、妖怪達はちゃんと許してくれた。」
「…妖怪が怖いですか？」
？「最初は怖かった。でも彼らは助けてくれたんだ。」
「…お願いします。仲直りしてくれますか？」
？「…他の奴にも聞かなきゃな。」
人間「はぁ！？馬鹿じゃないのか！絶対嫌だ！」
「…何が嫌ですか！？」
人間「お前らみたいな薄汚い奴らと仲良くする意味はない！」
「どこが薄汚いですか？」
人間「全部だ！」
「…私は人間でしたが、そんな事は思いませんでした。」
人間「…」
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無得 - てかレスするの忘れちゃう… (2019年12月31日 16時) (
レス) id: 1c93b3fde8 (このIDを非表示/違反報告)
無得 - できるだけ早く投稿します！！頑張るお！！ (2019年12月31日 16時) (レス) id: 1c93b3fde8 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 早く更新して下さい! (2019年12月31日 15時) (レス) id: 958dce3934 (このIDを非表示/違反報告)
無得 - アニメですね…銀魂というのは知ってますけど…詳しくないんです。ごめんなさい。 (2019年12月28日 16時) (レス) id: 1c93b3fde8 (このIDを非表示/違反報告)
星スピカ - 知ってるアニメは何ですか？ (2019年12月28日 12時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無得 | 作成日時：2019年11月18日 16時
