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2話 ページ2

んぁ‥体が痛い…それに眠いし…


?「……さい、起きなさい。」


え?誰?いや、気のせいか…


「zzz」

?「起きなさい!」

「はい!!」


突然大きな声を出されて、私は飛び起きる。


?「やっと起きた。随分待ちましたよ。」

「え、えっと…?何かすいません?」

?「さて、体の痛みはどうですか?
少しは楽になったはずですが。」


‥体?あ、そうだ。あぁ‥‥


「体の痛み‥私…車に…飛ばされて」

?「思い出しましたか。残念ながら、貴方はあ の後、死んだのです。」

「‥は」

し‥死んだんだ。私が、私は、もう‥生きてない?嘘だぁ‥‥嘘なんだよねぇ?

「嘘だぁ‥!嘘だ!まだ、まだ足りないよっ、
かぁさんっ、やだ、やだやだやだやだ!」


私は間違った事はしてないけど、悲しい。悔しい。


「う"っううっうやだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


涙が溢れ出てくる。悔しい。もっと生きていたかった。でも、間違ってないのに。やった事。


?「貴方は死ぬはずではなかった。本当はあの少年が死ぬ運命だったんですが…

あなたの運命と少年の運命は入れ替わった。」


あぁ、よかったけど、こんなにもあっという間に終わるなんて‥あぁ、人助けって余計なことか?


?「貴方はもっと生きていたかったんですよね?」

私は迷いなく頷いた。

?「貴方にもう一度生命を授けます。」


鼻をすすり、涙をふき、もう一度聞く。


「ぇ‥どういう事ですか」

?「貴方はよい行いを続けてきました。その行いも含めて、生きる事を許可します。」

「本当?」

?「ええ。貴方の行いは認められています。

あ、生き返るといっても元の世界ではありません、とある世界で、妖怪として。」



え?何それ?違う世界ってどこ?妖怪?

あ、、うん。



どういう事!?



?「理解ができないみたいですね。ただ違う世界で妖怪として生きてもらおうかなと。」

「お、おお。ただ妖怪という部分が分からないんですが…」

?「それは、貴方が妖怪として、生きたらどうなるかなみたいな私の気まぐれです。」

「えぇ!?」

?「まぁ、どうなるかが分からないからいいんですよ。人生はね。じゃ、行ってらっしゃ〜い!」

「え!?ねぇちょっ!」


もう早速行っちゃう系!?雰囲気いい感じだったけどいいの!?

そう言った時にはもう遅かったみたい。

気が付くとさっきいた場所とはまた違う場所にいた。

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無得 - てかレスするの忘れちゃう… (2019年12月31日 16時) (レス) id: 1c93b3fde8 (このIDを非表示/違反報告)
無得 - できるだけ早く投稿します!!頑張るお!! (2019年12月31日 16時) (レス) id: 1c93b3fde8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 早く更新して下さい! (2019年12月31日 15時) (レス) id: 958dce3934 (このIDを非表示/違反報告)
無得 - アニメですね…銀魂というのは知ってますけど…詳しくないんです。ごめんなさい。 (2019年12月28日 16時) (レス) id: 1c93b3fde8 (このIDを非表示/違反報告)
星スピカ - 知ってるアニメは何ですか? (2019年12月28日 12時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無得 | 作成日時:2019年11月18日 16時

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