高校生活 (ページ39)

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『人おおいね～』

北人「おおいね、はぐれないようにしなきゃ、手離すなよ？」

『うん』

いつもよりさらにカッコイイほくちゃんにドキドキしながら慣れない下駄で横を歩く

北人「A、何食べたい？」

『ん～かき氷とたこ焼きとポテトと～』

ほくちゃん「あはっ！欲張り！全部食べれないでしょ？はんぶんこする？」

『うん！』

わたしが欲しいもの全部買ってくれて
運良く座れたベンチではんぶんこして食べる

「『ごちそうさまでした～』」

『わたしゴミ捨ててくるね！』

北人「おれが行く」

『いや、全部買ってもらっちゃったしすぐそこだから、大丈夫！ちょっとまってて』

北人「えーほんと？ありがと！」

たしかさっきゴミ箱が近くにあったはず

ゴミ箱を見つけて、近寄ろうとしたけど、人に埋もれて流されてしまった。

『うわぁ～、、どうしよう、、』

「大丈夫？、、こっち！」

『あっ！、、え？』

誰かに腕を引かれて端にでた。

『っあ助かった～！ありがとうございますっ』

「、、いてー」

『うわ！！岩谷くん！！！』

翔吾「大丈夫？流されてたからさ、大丈夫かなと思って」

『ありがとう！！っってごめん！重かったよね、』

翔吾「軽いからへーきやで」

助けてくれたのは岩谷くんだった。

下敷きにしてしまってた

わたしが起きあがり、岩谷くんも起こそうと手を出したけど、手を取ろうとしない岩谷くん

『捕まって？』

翔吾「おれはえーから、北人ときとるんやろ？行ってええよ」

『えっ？でも、、岩谷くんは？ここにいるの？』

翔吾「うん、おれはちょっとここにおるわ～！」

いつものニコニコ笑顔の岩谷くんが、ほら～行き行き～って言うから、不思議に思いながらもお礼を行って離れようとした。

でもなんか気になって、岩谷くんの元に戻ると