.54 ページ4
.
岩本 「着いたぞ〜」
照くんの声で窓の外を見れば家が目の前に...
でも、動けない
起こすのも悪いし、どうしよう
宮舘 「翔太、Aちゃん帰るから」
渡辺 「いて〜」
涼太くん、意外と大胆
ペチペチと翔太くんのお顔を叩いて起こしてくれてる
宮舘 「翔太、起きないと」
渡辺 「わかったって...」
まだボーッとしてるのかあたりを見回す翔太くん
渡辺 「寝心地良すぎ、ここ...」
それって喜んでいいの?
それともディスってる?
まあ、どっちでもいいけど
「照くん、運転疲れたよね?ありがとう」
岩本 「いいよ、景色めっちゃキレイだったし、こっちこそ2日間サンキュー」
ぽんっと頭を撫でてくれる照くん
その笑顔をまた見たいなって、思わせちゃうのが照くんの魅力なんだろうね...
宮舘 「みんな起こさなくてもいいの?」
「疲れてるだろうから、大丈夫」
阿部 「起こさなかったら怒りそうだけど...まあいっか」
渡辺 「佐久間降りてこねーな、起きてたんじゃないの?あいつ」
目黒 「窓際に座ってるから降りてこれないんっすよ」
あ、なるほど...
それはちょっと残念だけど、しょうがないね
最後に皆んなの顔見たかったな...
なんて、またわがまま
「では、2日間本当にありがとうございました!!」
阿部 「こちらこそ!!付き合わせちゃって、ごめんね」
涼太 「楽しかったよ、ありがとう」
岩本 「またいい所あったら教えてねー」
渡辺 「じゃあ、またな〜」
目黒 「ゆっくり休んでくださいね。俺等は明後日の朝の便で帰るんで...」
阿部 「明日はフリータイムだね〜」
どうする?皆で行動する?
なんて話ながら車に乗り込む皆んな
こんな休暇って、きっとあまりないんだよね
メンバー皆んなでって尚更
楽しかったよ、私は...
本当にありがとう
夜だからクラクションは慣らさず
ライトを点滅させて、バイバイしてくれて...
そういう事を考えられる照くんって流石だよね
起きてるメンバーは皆んな手を振ってくれてて
でも、1人だけは違った...
最後に見たかったのにな、貴方の笑顔を...
あ、ほら、貴方に出逢ってから私はまたわがままになってる
ごめんね、私はいつまで経っても変われてない
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むち | 作成日時：2020年6月11日 15時
