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「永瀬くん、おはよう」
返事は無い。
やっぱり私に優しくしてくれてたのは
ただの気まぐれだったのだ。
永瀬くんに、嫌われちゃったんだ。
なんで好きになってしまったんだろう。
そんな思いばかりが頭を駆け巡る。
そんな調子で1日、永瀬くんとは一言も
会話を交わさなかった。
「今週の日曜日、花火大会来れる人ー！」
帰りのHRを終え、皆が席を立とうとすると、
紫耀が教壇の前に立ち“花火大会”と
書かれたチラシを掲げてそう叫ぶ。
毎年、駅から徒歩10分くらいのところで
開かれるこの辺では有名な花火大会だ。
もうそんな時期かぁ。
そういえば昇降口のところに
今紫耀が持ってるチラシが貼ってあった
気がする。
紫耀の声を聞いた皆は、次々に
“わたし行くー！” “俺も！”と言い出し
一気にワッと盛り上がる。
「人数多い方が楽しいし、皆他のクラスの人とか誘っといてな！」
オッケー！とそれぞれ反応を見せると
花火大会の話を楽しそうにしながら皆帰っていく。
私も七瀬と一緒に帰ろうとすると、
「Aと七瀬も来るやんな？」
と、紫耀が声をかけてくる。
「A空いてる？」
「うん」
「じゃあ行く！」
「おっけ〜！」
「花凛ちゃんも来るといいね」
「ほんまな！」
紫耀と目を合わせ2人で笑う。
「私、顕嵐くん誘ってもいい？」
七瀬は帰り道、私の顔色を伺うように
そう聞いてきた。
私が1人になってしまわないか気にしてるのだろう。
「私の事は気にしなくていいから」
「…そう？」
うん、と頷くと七瀬は少し考える素振りを見せた。
そして突然、何かを閃いたように
ハッとすると目を輝かせて笑顔を見せた。
「……何？」
「ううん！何もない！」
・・・多分、悪巧みか何か。
変なことを考えているのだろうけど。
こういう時の七瀬は、何を聞いても
教えてくれないのを知っているので、
これ以上聞くのはやめた。
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ゆるちゃん(プロフ) - あいぷうさん» 本当に、やっと気付き始めました（笑）嬉しいお言葉をありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）更新頑張ります！ (2017年7月24日 15時) (
レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆるちゃん(プロフ) - りりさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）更新頑張りますね！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆるちゃん(プロフ) - ゆーみさん» わ〜（ ｉ _ ｉ ）とっても嬉しいお言葉をありがとうございます。更新頑張ります！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
あいぷう(プロフ) - 廉くんツンデレたまらない、、やっと好きだと気付いたんですね…！この作品最高ですだいすきです！！更新楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援しています！(^-^) (2017年7月23日 20時) (レス) id: 7c1a7d0db9 (このIDを非表示/違反報告)
りり - すごく面白いです!!更新楽しみにしています!!頑張ってください!! (2017年5月8日 21時) (レス) id: d8f3b52d81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるちゃん。 | 作成日時：2016年8月2日 0時
