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アイスが入ったボックスの中を
覗き込む優太の持っているカゴに
トマト味のじゃがりこを放り込む。
「Aもアイス買うか？」
「買うー！」
どれにしようかな〜、って選んでる私の顔を
優太はニヤニヤしながら見てくる。
……きもちわるい、
「これ」
「……ハーゲンダッツね、うん、いいよ、うん、いれな」
渋々といった感じでカゴを差し出す優太。
しょうがないからガリガリ君に変えてあげた。
優太がアイスとお菓子買ってくれるなんて、
それだけで大奮発だもんね。
アイスを選び終えて会計を済ませていると、突然
「Aだー！」
と、隣のレジの方からとても元気で明るい声が聞こえたと思ったら、楽しそうな七瀬の姿が。
「わ！七瀬！またバッタリ！」
「ほんと！優太さんもお久しぶりです」
「おうっ！」
「七瀬は、塾の帰り？」
「うん、夏期講習！」
花柄のレースのワンピースをひらひらとさせて
夏の暑さも感じさせないような爽やかな笑顔で言う。そして、私達の手に持ったレジ袋から飛び出るアイスに気付くと、急に目をキラキラさせる。
「私も、アイス買ったの」
手に持ったレジ袋を顔の横にもってきて、
ワクワクしたような表情で言う七瀬。
「ひゃ〜涼しい〜」
クーラーによって冷やされた空気が玄関先まで届いてくる。私が「うちで涼んでいく？」と聞いたところ笑顔で誘いに乗ってきた七瀬は、その冷やされた空気を受けてとても幸せそうに呟く。
「あれ？もう春人帰ってるぞ」
優太のいうとおり玄関には春人の靴があり、スリッパはなくなっている。
リビングの扉を開けると、案の定ソファーに寝転がってスマホをいじっている春人がいた。
「…おかえり」
私達の方をチラ、と見てそう呟く春人。
「春人くん、ちょう可愛いんだけど！」
そんな春人に七瀬は萌えたらしく、
小声でそう言いながら私の肩をバシバシと叩く。
その後、春人が課題をやりに上にいってからも七瀬は春人のことばかりを聞いてくる。この前は隼人のことについて質問攻めされたけど、次は春人に興味があるみたい。
「春人くんかっこいい〜のにかわいい〜」
「顕嵐くんはどうしたのよ」
「顕嵐くんはだいすきだけどー、それとは別！」
にっこにこの笑顔で言う七瀬。小悪魔！
「ちょ、俺は！？優太さんかっこいいのにかわいい〜とかないわけ！？」
「ないですねぇ」
「お、おー！七瀬ちゃんもいじってくるようになったぁ！？」
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ゆるちゃん(プロフ) - あいぷうさん» 本当に、やっと気付き始めました（笑）嬉しいお言葉をありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）更新頑張ります！ (2017年7月24日 15時) (
レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆるちゃん(プロフ) - りりさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）更新頑張りますね！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆるちゃん(プロフ) - ゆーみさん» わ〜（ ｉ _ ｉ ）とっても嬉しいお言葉をありがとうございます。更新頑張ります！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
あいぷう(プロフ) - 廉くんツンデレたまらない、、やっと好きだと気付いたんですね…！この作品最高ですだいすきです！！更新楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援しています！(^-^) (2017年7月23日 20時) (レス) id: 7c1a7d0db9 (このIDを非表示/違反報告)
りり - すごく面白いです!!更新楽しみにしています!!頑張ってください!! (2017年5月8日 21時) (レス) id: d8f3b52d81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるちゃん。 | 作成日時：2016年8月2日 0時
