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何個かのミッションを怜央くんと２人で
クリアしていき、ついに次が最後のミッション。
今回指定された体育館までの廊下は、
今までとは違って窓に黒のカーテンが貼られているため、光がなく真っ暗だった。
「俺、安全確認のために先行くからAちゃんはここで待ってて」
「安全確認って…怖くないの？」
「怖いけど、そんなこと言ってたら男らしくないじゃん！」
じゃあ、いってきまーす。明るい声でそう言って怜央くんは暗闇の中にひとり進んで行く。さっきまでぶるぶる震えていた怜央くんは嘘だったかのようだ。
「うわあっ！！！！」
暗闇の中から、突然怜央くんの叫び声。
「怜央くん？大丈夫？」
「だ、大丈夫！Aちゃんもおいで！そこおばけいるから気をつけてね！さわられるから！」
どこのことを言ってるんだろう？真っ暗闇だから怜央くんがどこにいるのかもわかんない。
取り敢えず一歩一歩進んでいくと、
隣でカサッと何かが動く音がして
人の気配を感じる、、
「…怜央くん？」
「んー？いるよ、大丈夫」
そう言った怜央くんの声は、隣からではなく
もう少し前の方から聞こえる。
てことはこれが、怜央くんの言ってたおばけ？
黒のカーテンの隙間から差し込む光が
微かに照らした先には、ホラーマンのような
マスクをつけた背の高いおばけ。
マスク越しだからわからないけど、
多分目が合ったはずなのに何の反応もない。
脅かす気あるのかな、このおばけ。
「Aちゃーん、まだー？大丈夫？」
「あ、うん、今行く！」
急いで怜央くんの元に向かおうとすると、
おばけに腕を急に掴まれる。
怜央くんの言ってた通り、さわられた。
「段差」
すると隣から、ボソッとそう呟く声が聞こえた。
「へ？」
「Aちゃん？どうした？」
「あ、なんでもないよ！……きゃっ！」
再び走って行こうと足を進めると、
予想していなかった段差に躓きそうになる。
身体が傾き倒れそうになって目をつむると、
思っていた衝撃はなく、かわりに暖かくて大きな身体に受け止められ、安心感に包まれる。
わ、ホラーマンさんが受け止めてくれたんだ・・・！
「ありがとうございます…！」
「……………阿保」
「……へっ、あ、あほ？」
「もー！Aちゃん何してるの！心配した！」
怜央くんがいつの間にか近くに来ていて、
少し怒った顔をして私の腕を引く。
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ゆるちゃん(プロフ) - あいぷうさん» 本当に、やっと気付き始めました（笑）嬉しいお言葉をありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）更新頑張ります！ (2017年7月24日 15時) (
レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆるちゃん(プロフ) - りりさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）更新頑張りますね！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆるちゃん(プロフ) - ゆーみさん» わ〜（ ｉ _ ｉ ）とっても嬉しいお言葉をありがとうございます。更新頑張ります！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
あいぷう(プロフ) - 廉くんツンデレたまらない、、やっと好きだと気付いたんですね…！この作品最高ですだいすきです！！更新楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援しています！(^-^) (2017年7月23日 20時) (レス) id: 7c1a7d0db9 (このIDを非表示/違反報告)
りり - すごく面白いです!!更新楽しみにしています!!頑張ってください!! (2017年5月8日 21時) (レス) id: d8f3b52d81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるちゃん。 | 作成日時：2016年8月2日 0時
