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「今作もよかったな〜〜〜〜〜、
どんだけ泣かせれば気がすむんだよ〜〜〜」
「ほんとだよ、優太泣きすぎ！」
映画館を出て、ショッピングモールをぶらぶらとする。
案の定、優太はポップコーンを頬張りながら
隣でボロボロと涙を流していた。
ハンカチを貸してあげたら、
びっしょびしょで返ってきたから、
ゆるさない。
「おまえも泣いてたじゃん！２回目なのに！」
「うるさい」
「かわいいね〜Aちゃん〜」
「きもい…」
私の顔を覗きながら、優太はニヤニヤとしてくる。
むかついてその頭をバシッと叩くと、優太は「いってぇ！」と大声を出す。
「ちょっと、恥ずかしいから大声ださないでよ！」
丁度フードコートの隣を通ったから、
優太の大声に視線が一気に集まった。
当の本人は頭をさすりながら
私を睨むだけで、気にしてないみたいだけど…
「そろそろ飯食うか？」
フードコートを指差して優太が言う。
「うん！はらぺこ！」
「俺、ラーメン食べてえ！Aなに食う？」
「そこのパスタがいい！」
俺買ってくるから席探しといて、
と言われ近くの２人がけの席に座る。
スマホを取り出すと、
暫く放っておいたせいか
通知がたくさん溜まっている。
メッセージアプリを開くと、１番上、３分前に紫耀からメッセージが届いている。
なーなー!
なに?
明日カラオケいこ!七瀬もおるよ〜
いく〜!
了解!また連絡するわ
「はい、お待たせ」
「ありがとう〜」
優太がパスタとラーメンが乗ったお盆を
それぞれ両手に持って席に着く。
「あ、あれ七瀬ちゃんじゃね？」
「七瀬？どれ？」
優太が あっち、と指差す方を見ると
近くの席に確かに七瀬がかわいくパフェを食べながらニコニコと笑っていた。
そしてその手前に座るのは、後ろ姿しか
見えないけれど顕嵐くんらしき人。
「デートかな？偶然だね」
「おーい！なな」
「ちょっと！邪魔しないの！」
大声で七瀬に声をかけようとした優太を慌てて引っ張って止める。ほんとに空気読めない。
「なんでだよ！別にいいじゃん！挨拶するだけだし！」
優太がそれでも大声を出して反抗するから、
「あ、優太さん！Aも！」
七瀬が目を見開いて驚く。
気づかれちゃった。
「久しぶりだね！なになに、デートっすか？」
「お久しぶりです！ふふ」
「ごめんね、2人の時間なのに」
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ゆるちゃん(プロフ) - あいぷうさん» 本当に、やっと気付き始めました（笑）嬉しいお言葉をありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）更新頑張ります！ (2017年7月24日 15時) (
レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆるちゃん(プロフ) - りりさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）更新頑張りますね！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆるちゃん(プロフ) - ゆーみさん» わ〜（ ｉ _ ｉ ）とっても嬉しいお言葉をありがとうございます。更新頑張ります！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
あいぷう(プロフ) - 廉くんツンデレたまらない、、やっと好きだと気付いたんですね…！この作品最高ですだいすきです！！更新楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援しています！(^-^) (2017年7月23日 20時) (レス) id: 7c1a7d0db9 (このIDを非表示/違反報告)
りり - すごく面白いです!!更新楽しみにしています!!頑張ってください!! (2017年5月8日 21時) (レス) id: d8f3b52d81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるちゃん。 | 作成日時：2016年8月2日 0時
