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「あっちい！」
「ねー」
今日はお話のついでに、
お昼を２人で食べることになった。
怜央くんは前髪をかきあげて
顔をパタパタと手であおぐ。
だいぶ暑さはマシになってきたとはいえまだまだ夏だ。怜央くんに連れられてきた中庭には
太陽が燦々と降り注いでいる。
「早く秋にならないかな〜」
「…俺はやだなぁ。
ずっと、この夏が続けば良いのに。」
「夏好きなんだね？」
怜央くんはうん、と頷く。
「それで、話ってなに？」
「そうそう、
今度のいなぎもだめし大会の話なんだけど。」
いなぎもだめし大会。
毎年、夏になると開催される肝試し大会のことだ。
うちの学校の卒業生には、
恋愛要素が取り入れられたホラー漫画を書く、
若者を中心に人気を集めている
稲木さんというホラー作家の方がいる。
稲木さんの漫画では
学校での話を中心に物語が書かれていて、
そこに出てくる学校はうちの高校が
モデルとなっているのだ。
それをきっかけにできた行事が、
稲木さんの肝試し大会で、
通称いなぎもだめし大会。
いなぎもだめし大会では、
稲木さんの漫画で恋愛要素があることから、
男女ペアで校舎をまわることになっている。
だから、肝試しといいつつも
選ばれたお化け役がいて、
簡単なミッションをクリアしていくだけの
いわば楽しいお遊びみたいなものだ。
「良かったら、ペアにならない？」
「…うん。いいよ！」
自分が誘ったくせに怜央くんは、
え？まじ！？と目を見開いて驚き、
そして嬉しそうに笑う。
永瀬くんのことも一瞬考えたけど、
私とペアになるなんて嫌だろうし、
そもそも女嫌いだし。
怜央くんを断る理由が
見つからなかったのでOKした。
「……話って、それだけ？」
「え？うん。」
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ゆるちゃん(プロフ) - あいぷうさん» 本当に、やっと気付き始めました（笑）嬉しいお言葉をありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）更新頑張ります！ (2017年7月24日 15時) (
レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆるちゃん(プロフ) - りりさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）更新頑張りますね！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆるちゃん(プロフ) - ゆーみさん» わ〜（ ｉ _ ｉ ）とっても嬉しいお言葉をありがとうございます。更新頑張ります！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
あいぷう(プロフ) - 廉くんツンデレたまらない、、やっと好きだと気付いたんですね…！この作品最高ですだいすきです！！更新楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援しています！(^-^) (2017年7月23日 20時) (レス) id: 7c1a7d0db9 (このIDを非表示/違反報告)
りり - すごく面白いです!!更新楽しみにしています!!頑張ってください!! (2017年5月8日 21時) (レス) id: d8f3b52d81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるちゃん。 | 作成日時：2016年8月2日 0時
