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今日も永瀬くんとはお話出来なかった。
憂鬱な気分で、家の玄関を開けると、
「うわっ！びっくりした！！」
優太が真顔で玄関に直立していた。
「なに？！どうしたの？」
「…話がある」
真剣な顔でそう言い残すと優太は階段を
登っていった。…付いて来いってこと？
仕方なく付いていくと、優太は私の部屋の
扉を開けて中に入っていく。
「もう！なんで私の部屋なの！」
そう言いながらも優太の後から部屋に入ると、
優太は部屋の真ん中で正座をしていた。
いつもはおちゃらけてばっかりな優太が、
今日はずーっと真顔で。
…ちょっと、そろそろ怖い。
「…で、なに？」
「…………………おまえ、」
私が問い掛けてから驚くくらい間を置いて
優太はそう声を発する。
もちろん真顔のまま。
「うん……？」
「……………………おとこ出来たろ？」
「………は？」
嘘だと言ってくれ！って言いたげな顔。
嘘もなにも、…そんなどうでもいい質問に
間を置きすぎだよ。
「……春人が言ってたぞ、お祭りで、
Aが男と歩いてたって。」
この前お祭りの日コソコソと話してたのは
この事だったのか。
「………怜央くんのこと？」
「れ、れおくん………！？」
と優太は大袈裟にショックを受けた顔をする。
なんなのさっきから。
めんどくさい…
「ただの友達だよ。彼氏じゃない。」
私がそう言うと、優太は一瞬で嬉しそうな顔に
切り替わり、またすぐホッとした表情になる。
わかりやすい人だな。
「…………良かった」
ていうか、妹の彼氏疑惑にここまで
気力使う人いないよ……
いつの間にこんなにシスコンになったの……
おれ、ほんっとに、びっくりして！
なんてブツブツ言ってる優太を横目に
スクバを机に置くと、横につけている
うっさん２号が目に入る。
永瀬くんに貰った、２号。
永瀬くん…………、
「…………好きな人は、いるけど」
「えっ？…………えええええええええ！！！」
「ちょっ、うるさい！」
優太の大声は家中に響いた。たぶん。
声、おっきすぎるでしょ！
「え」の字に口を開いたまま固まる優太を
叩いていたら、ガチャっと扉が開く音がして、
「なになに！？なにがあった！？」
隼人が駆け込んできた。
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ゆるちゃん(プロフ) - あいぷうさん» 本当に、やっと気付き始めました（笑）嬉しいお言葉をありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）更新頑張ります！ (2017年7月24日 15時) (
レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆるちゃん(プロフ) - りりさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）更新頑張りますね！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆるちゃん(プロフ) - ゆーみさん» わ〜（ ｉ _ ｉ ）とっても嬉しいお言葉をありがとうございます。更新頑張ります！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: b55da15e6f (このIDを非表示/違反報告)
あいぷう(プロフ) - 廉くんツンデレたまらない、、やっと好きだと気付いたんですね…！この作品最高ですだいすきです！！更新楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援しています！(^-^) (2017年7月23日 20時) (レス) id: 7c1a7d0db9 (このIDを非表示/違反報告)
りり - すごく面白いです!!更新楽しみにしています!!頑張ってください!! (2017年5月8日 21時) (レス) id: d8f3b52d81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるちゃん。 | 作成日時：2016年8月2日 0時
