I'm your destiny. (ページ1)

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1.謎の男ページ1

彼女が来るから部屋を掃除をして、いつもより高いお酒を買いにいった

ここまではいつもの日常となんなら変わりがなかった

この後も彼女と過ごすつもりです自分の家に帰ると知らない男が自分の部屋の机に座っていた

後ろからの光のせいで顔が全く見えない

その男が立つと急に部屋の電気がついた
「だれっ？！ここで何してるんですかっ！」

「運命の女は来ないよ」

「えっ？」

「残念ながら君は騙されている。ほら」

アナウンサー「本日未明、東京新宿区で30代の男性を呼び出し、その後現れた仲間の男らと拉致k」

う、うそだろ
2人でデートした時も写真撮って額縁に入れたりしたのに
そうだ、こいつが嘘ついてるんだ

そう思ってテレビに顔を向けると俺の彼女だった
「あかねちゃん？！」

「美人局だよ、わかる？計画では今日男とグルになって君から金を譲ろうとしてたの、でも別件で捕まっちゃったんだね」

「はぁ？まじかよ」

「今まで何人の男を騙してきたか教えてあげようか？」

そんなことも聞きたくないしテレビに映る彼女を見たくないから男が持っていたリモコンを引ったくって消した

「俺さ女運悪いんだよね、はぁもう誰とも付き合うの辞めようかな」

そういって座り込むと、男が俺の前に座って両肩を掴んできた

「そんなこと言わないで！女運が悪いのは出会うべき運命の人がいるからだよ！だから、運命が君を邪魔して正しい道に戻そうとしてるの！」

「お、おう…なんかありがとうな慰めてもらって初対面でこんな優しい言葉かけてくれる警察なんているんだ、人生まだまだ捨てたもんじゃないな」

「んっ？んっ？ちょっと待って、警察？」

「えっ、違うの？」

「いや、警察が被害者の部屋に勝手に入ると思う？しかも土足だし、デーンっ」

「おい！靴脱げよ」

「大丈夫！綺麗だもん、新品だよ」

「てか、誰だよお前」

「さっきと態度違くない？まぁ、良いけど。シュチュエーションと雰囲気でわからない？」

「わからないから、聞いてんだろ」

「んーわかった、いっくよーデンッ神だよ」

「はっ？」

「えっと、聞こえなかった？神だよ神様、GOD」

慌てて警察に電話しようと携帯を取ろうとしたら携帯じゃなくって写真が出てきた