91話 夢�� ページ19
『え………………』
流れ星を見て言う。
「すごいでしょー！
一昨日のその前からずっと見てたからだいたいどのくらいでくるかわかってたけど、ぴったりでくるとは思わなかった！」
そう言って立ち上がって両手を広げる。
星空をバックにしたAはいつもよりさらに数段綺麗に見えた。
いや、この歳だとまだ、可愛いの方が正しいが。
「あ、そうだ！
今日は夜更かししよう！
ペルセウス座流星群はだいたい朝方まで続くから、日が昇るまで一緒にいよう！」
ま、私は最初からやる気だったんだけどね。と付け加える。
『ああ、お前一人だと屋根から落ちかねないからなー』
「なっ！そんなことないよ！」
そう言って、また俺の隣に座る。
「あ、そうだ約束しよう！
ずーーーーーーーーっと一緒にいようって言う。
.
.
.
うーん。そうだなぁ………
ねえレイ。
ヒトってさ、ひとりぼっちだと思う？」
その言葉に、かつて一緒だったと彼らの顔が浮かぶ。
『………一人だろ。
生まれてからも。
死ぬまでも。』
これは本心だった。昔読んだ本にも書いてあったし。ヒトってのは生まれてから死ぬまで一人なんだ。
死んでいった家族を見て思い知らされる。
「うーん、そこなんだよなあ。
そうだ！」
するとAは再び立ち上がった。
俺の目の前に。
「私たちは今日から��二人ぼっち��！
ずーーーーーーーーっと一緒にいよう！！！」
Aは、満面の笑みを浮かべて言った。
奇跡か偶然かわからないけれど、一気に10個ほど同時に流れ星が流れた。
俺はこの光景を見た。
覚えている。
多分彼女を好きになるきっかけだったと思う。
.
.
��二人ぼっち��
��ずーーーーーーーーっと一緒にいよう！��
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ムスカリ# - レイ推しさん» ありがとうございまぁぁあす！！！ゴブッッ！！う、嬉しすぎて吐血が……！更新頑張ります！ (2021年2月23日 22時) (
レス) id: 40d3a55ad7 (このIDを非表示/違反報告)
レイ推し - いや本当に面白いです！これからも頑張ってください！応援してますっっ！ (2021年1月18日 7時) (レス) id: 29ffa90cbd (このIDを非表示/違反報告)
ムスカリ#(プロフ) - mioさん» モッチのロンです！！！！！！*\(^o^)/*（もう返さなくてもいいよ！） (2020年9月25日 22時) (レス) id: f0b23cfda4 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - ムスカリ#さん» こちらこそよろしくね！ (2020年9月25日 21時) (レス) id: acfc7ed933 (このIDを非表示/違反報告)
ムスカリ#(プロフ) - mioさん» 読んでくれてありがと！これからもよろぴく！！！ (2020年9月25日 21時) (レス) id: f0b23cfda4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムスカリ# x他1人 | 作成日時：2020年6月6日 10時
