あとがき ページ49
.. みなさん、こんにちは。緋野です。
とうとう、ここまで来てしまいましたね。現在の彼女は、作中で描かれている中では、一番と言っていいほど、苦しい状況にあります。一刻もはやく、報われてほしいと、私も思ってはいるのですが。
さて、そんな作中、と言ってもかなり前半の方で、鯨の短歌が詠まれているのをみなさんは覚えていますでしょうか。
いさなとり
海や死にする
山や死にする
死ぬれこそ
海は潮干て
山は枯れすれ
はい。これですね。詠み人は、未だ分かっていないそうですが、万葉集に載っている短歌であります。
意味としては、いさなとり、(いさなとは、鯨を意味します。)海は死ぬのですか、山は死ぬのですか。死ぬからこそ、海は潮を干上がらせ、山は枯れてしまうのでしょう...
といったような感じですね。詠み人は、近くに亡くした人が、いたのでしょうか。広く、大きな海と、山、ですが、それらもやがて死ぬのでしょう?もはや、そう、言ってくれ。そんな、切なさと言うか、淡い感触を、私は感じました。
このお話では、わずかながら、文学、との関わりを持たせて書いている、つもりです。第一に、“詠”見ちゃんですし、ショッピングの、昼下がりの場面で登場する、詠見ちゃんの購入した本はすべて、実在するものであります。緋野チョイスで、選ばせていただきました。
興味のある方は、是非。
それでは、あとがきはこのくらいにして、本編に戻りましょう。
遅くなりましたが、コメント、評価、お気に入り登録、そして、この、「ムスビメ。」を、愛読されているすべての方に、感謝を述べさせていただきます。
ありがとうございます。
そして。これからも、「ムスビメ。」を、よろしくお願いします。
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緋野こおり(プロフ) - 春光さん» コメントされるって、すごく嬉しいことです。私自身も、作品を本当に愛していて、そしてそれが、届くべき人に届いているだなんて、そんな幸福なこと、ありませんから。本当、ありがとうございます。 (2022年4月24日 14時) (レス) id: a227e14c30 (このIDを非表示/違反報告)
春光 - またもやコメント失礼します!! 話が進んでいくにつれ私の興奮が…やばいです!!!! これから応援しています。楽しみに待っております。(^o^) (2022年4月17日 20時) (レス) @page43 id: 51abf968eb (このIDを非表示/違反報告)
春光 - とても面白いし読みやすくて好きです!!(なんか上から目線みたいになってすいません(╯_╰))続き楽しみです (2022年4月3日 15時) (レス) @page30 id: 51abf968eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うずのしゅげ x他1人 | 作者ホームページ:https://twitter.com/8YgT1yhKwYPDEd7
作成日時:2022年2月18日 22時