水泡少女とヒーロー (ページ6)

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水泡少女とヒーロー5 ページ6

高校生活2日目。多くのプロヒーローを出してきた『雄英高校』、英語や数学などの授業は普通に行われる。そんな中、クラスメイト達が待ちわびていた時間午後の授業がやって来た。
「──わーたーしーがー！！普通にドアから来た！」
「「オールマイト！!」」
オールマイト「入学前に送ってもらった『個性届』と『要望』に沿ってあつらえた…戦闘服！！！！」
「「おおお！！！！」」
オールマイトは、壁から出てきたコスチュームが入った、出席番号の書かれたケースを指差した。皆は歓喜して席を立ち上がり、それに近づいて行った。
オールマイト「格好から入るってのも大切な事だぜ少年少女！！自覚するのだ！！！！今日から自分は……ヒーローなんだと・・・・・・・・！！」

「さあ！！始めようか！！」

オールマイトのその呼び掛けと共に、1年A組の生徒達は、それぞれのコスチュームを身に纏って出てきた。

私のコスチュームは口元が隠れるぐらいのハイネック的なやつ(イメージは犬◯棘)にピッタっとしたズボンに腰回りにボトルがついている。ちょうど口元のところにストローがついていて、そのストローは腰回りのボトルにつながっている

芦戸「みんなのコスチュームいいね！ヒーローぽい！」
　
「先生！ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか！？」
白いヘルメットを被っている生徒が、オールマイトに質問した。この声は飯田くんだったけ？

オールマイト「いいや！もう二歩先に踏み込む！屋内での対人戦闘訓練さ！敵退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内の方が凶悪敵出現率は高いんだ。・裏商売…このヒーロー飽和社会、ゲフン、真に賢しい敵は屋内に潜む。君らにはこれから『敵組』と『ヒーロー組』に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう！！」
「基礎訓練もなしに？」
「その基礎を知る為の実践さ！ただし今回はブッ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソだ。」
「勝敗のシステムはどうなります？」
「ブッ飛ばしてもいいんスか？」
「このクラスは21人です。どのように分かれるのです？」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか……？」
「このマントヤバくない？」
「んんん～～～～聖徳太子ィィ！！！」
りん(自由だな、みんな…)