水泡少女とヒーロー (ページ47)

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水泡少女とヒーロー４６ページ47

私の部屋は、水色と黒を基調としたシンプルモダンな部屋となった。
私は、共有スペースへ行かずに、部屋であの日合ったことを整理していた。
りん(姉さんは、何がしたかったのだろう､､もし、あの時、父も姉も助かっていたら、今は、変わっていたのだろうか…)
そんなことを考えているときだった、
芦戸「りんー!開けて〜」
りん「どうしたの、揃いに揃って、」
葉隠「今ね、部屋王してるんだ～」
りん「部屋王？」
詳しく聞けば、皆の部屋を回り一番を決めるとのことらしい
りん「いいけど、普通の部屋だよ」

葉隠「うお〜、シンプルモダン！」
芦戸「色ちょーいいじゃん、」
麗日「りんちゃんって感じ！」
割りと好評…

相澤「──昨日話した通り、まずは“仮免”取得が当面の目標だ。」
「「はい！」」

寮に引っ越しをした翌日。未だ夏休みであるこの日、私達は教室の自分の席に着いていた。
相澤「だが、先に特別講師についてだ」
「「特別講師?!」」
相澤「入ってこい」
ガラガラっと開いたドアに視線を、向けるとそこには、
「どうも、初めは皆さん」
雪斗だった、
りん(はぁ？)
緑谷「あ、あなたは、スノーダスト！」
雪斗「おっ、めずらしいね、僕のことを知ってるなんて」
緑谷「でも、ここ2年ほどヒーロー活動を休止していたのでは？」
雪斗「まぁ、かくかくしかじかあってね、雄英高校で特別講師をするとこになったのさ、あ、あと、そんな、睨むな、りん」
「「??!!」」
緑谷「なんで、水宮さん？」
りん「私の、兄…」
「「え〜！！！！！！！」」

相澤「てことで、スノーダスト先生だ、で話しもどす、ヒーロー免許ってのは人命に直接かかわる責任重大な資格だ。当然、取得のための試験はとても厳しい。仮免といえど、その合格率は例年5割を切る。」
「仮免でそんなにキツイのかよ。」
「そこで今日から君らには一人最低でも二つ……必殺技を作ってもらう、スノーダストも先生として一緒にな」

相澤先生が人差し指をクイッと引くと、前のドアが開いてミッドナイト先生、エクトプラズム先生、セメントス先生が入ってきた。

「必殺技！！！」
「「学校っぽくてそれでいて、ヒーローっぽいのキタァア！！」」
りん(学校ぽいか？)