水泡少女とヒーロー (ページ44)

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水泡少女とヒーロー４３ページ44

水樹「事件があったあの日は、雪斗と風和里の誕生日でした、雪斗は、りんと私と家で夕飯の準備をしていました。そして、風和里は、ずっと前から、約束していた父、冬紀との買い物に行っていました。冬紀と風和里がヴィランに襲われたことを知ったのは、病院からの電話でした」
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水樹「はい、ハイわかりました、すぐに向かいます」
りん「お母さん、どうしたの？」
水樹「りん、雪斗落ち着いて聞いて、お父さんと風和里がヴィランに襲わたって、」
「「？！」」
雪斗「そんな…」
水樹「ひとまず、病院行くわよ」

病院にて
水樹「あなた…！」
医者「水樹さんですね、冬紀さんの手術は成功しました、ですが、」
水樹「風和里は、風和里どこですか？!」
警察「失礼します。水樹さん。風和里さんは、見つかっておりません」
りん/雪斗「?!」
水樹「見つかって、ない…?」
警察「はい、ヴィランによる誘拐の線もありますが、ヴィランに、骨を砕く個性持ちがいることがわかっています。現に、今冬紀さんが、その個性により肋骨が粉砕骨折しています、考えたくはありませんがもしかすると、そのヴィランに」
水樹「そんな…、」

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水樹「初めはそんなことを言われました。」
雪斗「でも、父は、あのときのことを日記に残していました。」
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☓月☓日
意識を取り戻したとき言われた、ヴィランに襲われたと警察に、たが、当事者の私には、違うことなどわかっている。私は、ヴィランではなく、風和里に襲われた、それも、仲間であろう人たちに「フォーム」とよばれてね、
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雪斗「その日記を残し、父は、亡くなりました、でも、この日記は僕と母しか知らないはずだ、りんなぜ知っている?」
りん「たまたまだよ、棚の掃除をしてたときに見つけた。そして、誘拐されたときに、死柄木に「フォーム」と呼ばれていたから、もしかしてと思ってね。」
オールマイト「なるほどね、」
相澤「水宮さんの過去は承知しております、その件を踏まえて
私達、教師陣は全力で生徒を、お守りします。お母様、寮について、どうなさいますか?」
雪斗「僕はいいと思うよ、イレイザーヘッドやプレゼントマイクなどの、プロヒーローがいるしね」
水樹「はぁ〜、わかったわ、りんを寮にいれるとこを承知します。」
りん「お母さん…、」
相澤「ありがとうございます。」

相澤「では、失礼します。」
雪斗「イレイザーヘッド、僕も、一緒に行きます。根津校長に渡す資料があるので」