水泡少女とヒーロー (ページ37)

今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:641 hit

水泡少女とヒーロー３６ページ37

時間となり何組かがスタートとしている最中だった
「──飼いネコちゃんは邪魔ね。」

聞き覚えのない声、声の方に視線を向けると、私達は思わず戦慄した。ピクシーボブが血を流して倒れており、敵の1人に武器で抑えられていたのだ。

「何で…！万全を期したハズじゃあ……!!何で……何で敵がいるんだよォ!!」

峰田くんの叫びは、この場の私達の心の声を代弁していた。マンダレイと虎さんの2人は、私達6人を守るように前に立ち、臨戦態勢を取っていた。

りん「ヴィラン！…」
りん(焦げ臭い…、)
辺りを見れば黒煙が立っていた、

?「あれ、さっそくいんじゃねーが、『目標』」
と、トカゲがいった､､私を見て
全員「!?」

マンダレイがすぐにテレパスで
『──皆!!敵ニ名襲来!!他にも複数いる可能性アリ！動ける者は直ちに施設へ!!会敵しても決して交戦せず撤退を!!』
『そして敵の目的は、水宮りん、全員で守りなさい!』

「──皆行って!!良い!?決して戦闘しない事！委員長、引率！」
「承知いたしました!行こう!!」

マンダレイに指示された飯田くんを筆頭に、皆は宿泊施設の方向へと体を向けた。マンダレイに「僕知ってます!!」と叫んだ緑谷くんと別れ、5人で走り出した
飯田「相澤先生の元へ向かおう」
「「おう！」」

フォーム『荼毘、10時の方向いるわよ、5人』
フォームは空から見て指示役となっている
荼毘『いいのか?お前が殺らなくて』
フォーム『えぇ、構わないわ、私は、トゥワイスといるわ』

りんは、飯田くん達と相澤先生の元へと向かっていた、
そんな簡単にはいかない…
私を皆から離すように目の前に青い炎
りん(っ、…)
「「水宮さん」」

飯田「水宮くん」
りん「いって!、先生呼んできて、いいから!」
『皆聞こえる!、敵の狙いは、かっちゃん、かっちゃんよ、
その、かっちゃんと水宮さんを守って、そしてプロヒーローの元戦闘を許可する!!』
りん(敵は目視できない、でも炎が来た方にいる、一本打ってみるか)
りん「好都合、」
りんは手を、銃の形へ変え、ロックオン…水弾を飛ばした
ピュン
荼毘『っ、…』
りん「掠っただけか…」りん(!?)
荼毘「残念」
りん(後ろ…、)
りんは、吹き飛ばされてしまった
荼毘「もう、終わりか?」
りん「いや、交戦するよ、戦闘許可おりたしね」
りんは、荼毘に立ち向かった
荼毘との戦いは消耗戦だ、りんだけの
荼毘「あれ、そろそろ水足りないんじゃないかい？」
りん(こいつ､私の個性の弱点を知ってる?!)