水泡少女とヒーロー３１ ページ32
風和里side
いつものバーにいると、義爛がきた、死柄木と何か話している、
フォーム(トガヒミコ、荼毘、大丈夫かな〜)
そうこうしていれば死柄木は出ていった…珍しい
「おい」
フォーム「なーに？荼毘？それにトガちゃん？」
トガ「わ〜、覚えてくれているのですね、」
荼毘「お前、見たか？雄英体育祭」
フォーム「！、えぇ、見たわよ、つくづくあいつに似てきてると思ったわ」
荼毘「そうか」
トガ「なんですか？お二人は、知り合いですか？!」
フォーム「ひ、み、つ♡」
荼毘「誤解をうむこと言うな」
りんside
「──おはよう。今回の期末テストだが…残念ながら赤点が出た。」
「「…………。」」
「したがって…林間合宿は全員行きます！」
「「どんでん返しだあ！！」」
先程までの、演習試験不合格だった4人が発生源の、思わず通夜かと突っ込みたくなる程陰鬱とした空気が、相澤先生の言葉で、叫び声と共に一気に霧散した。
相澤「筆記の方はゼロ、実技は切島、砂藤、上鳴、芦戸、あと瀬呂が赤点だ。」
「行っていいんスか俺らあ！！」
「確かにクリアしたら合格とは言ってなかったもんな…。クリアできずの人よりハズいぞコレ…。」
4人は大喜びしていたが、赤点になった者として新たに名の挙がった瀬呂くんは、両手で顔を覆って俯き、落ち込んでいた。
相澤「今回の試験、我々敵側は、生徒に勝ち筋を残しつつ、どう課題に向き合うかを見るように動いた。でなければ課題云々の前に詰む奴ばかりだったろうからな。」
「本気で叩き潰すと仰っていたのは…。」
「追い込む為さ。そもそも林間合宿は強化合宿だ。赤点とった奴こそここで力を付けて貰わなきゃならん。合理敵虚偽ってやつさ。」
「ゴーリテキキョギィイー！！」
「──まぁ。なにはともあれ、全員で行けてよかったね。」
「一週間の強化合宿か！」
「結構な大荷物になるね。」
「暗視ゴーグル。」
「水着とか持ってねーや。色々買わねぇとなあ。」
放課後になり、全員が行けることになって安堵した様子で話していた。話題は合宿で必要な物のことになり、峰田くんがまた何かほざいていたが、皆それをスルーして話を進めていた。
「あ、じゃあさ！明日休みだし、テスト明けだし…………ってことで、A組皆で買い物行こうよ！」
麗日「りんちゃんはいかないの?」
りん「うん、用事あってね、」
用事なんてない、必要な物は揃っている
ショッピングモールで緑谷くんが死柄木と遭遇したらしい
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作者名：KARMA | 作成日時：2024年1月8日 22時
