水泡少女とヒーロー (ページ22)

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水泡少女とヒーロー２１ページ22

りん(心操くんは突っ込んでいかないのね)
辺りを見れば一面に氷が張っていたり、煽るような声が聞こえたりしていた。と思っていれば、突っ込んでくる騎馬もある、来たのは鉄哲くんの騎馬だ。割りと騒がしかった、騎馬だったにも関わらず、いつの間にか、静かになっていた

そうこうしている間に時間が過ぎいつの間にか騎馬戦は終わっていた。

『早速上位4チーム見てみようか！！』

第二種目の『騎馬戦』は、1位が轟チーム、2位が爆豪チーム、3位が私達、4位が緑谷チームで終わった。

『──以上4組が、最終種目へ…進出だああーーーーーーーー！！』
りん(またまたラッキー、楽に上がれたし)
りん「心操くん、」
心操「何だ？」
りん「心操くんの個性ってなに？」
心操「トーナメントで当たるかもしれない奴に話せねーな」
りん「そっか、じゃあ、いいや、」

私は、昼食をとって午後に備え、水を取っていた
りん(割りと水、使ったな、午後までに回るといいけど…、)

『最終種目発表の前に予選落ちの皆に朗報だ！あくまで体育祭！ちゃんと全員参加のレクリエーション種目も用意してんのさ！本場アメリカからチアリーダーも呼んでいっそう盛り上げ……ん？アリャ？』
『なーにやってんだ……？』
『どーしたA組！！？』

八百万「峰田さん上鳴さん！！騙しましたわね！？」
りん(よかった、あの場にいなくて)

峰田くんと上鳴くんをチラリと見た。2人は嬉しそうにサムズアップしていて、眉間にシワを寄せた。

「何故こうも、峰田さんの策略にハマってしまうの私…。」

その後女子にシバかれた2人は、数分後には、地面に屍の様に伸びた状態になっていた。

『──さァさァみんな楽しく競えよレクリエーション！それが終われば最終種目！進出4チーム、総勢16名からなるトーナメント形式！一対一のガチバトルだ！！』

プレゼントマイクがアナウンスをすると、他のクラスの生徒達が、ゾロゾロと会場に出てきた。

「トーナメントか…！毎年テレビで見てた舞台に立つんだあ…！」
「去年トーナメントだっけ。」
「形式は違ったりするけど、例年サシで競ってるよ。去年はスポーツチャンバラしてたハズ。」

ミッドナイト「それじゃあ、トーナメントのくじを…」
「あの…！すみません。俺、辞退します。」
「「！！」」
言い出したのは尾白くんだ、
尾白くんが言うには、『記憶がないから』ということだそうだ、それに続くよう庄田くんまで