水泡少女とヒーロー (ページ20)

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水泡少女とヒーロー１９ページ20

『ピキパキ』という音と共に温度が下がり、選手の足と、地面が白く凍っていった。

りん(轟くんか…ま、私からしたら好都合、)
私は、水で滑るように走った、

『さぁ、いきなり障害物だ！！まずは手始め…第一関門、ロボ・インフェルノ！！』
りん(入試のときの、)

『1-A轟！攻略と妨害を一度に！！こいつぁシヴィー！！すげえな！一抜けだ！！アレだな、もうなんか…ズリィな！！』
りん(はや、いまだ)
と思い、足に水を少しため宙に浮いた、いや浮いたより、飛んだ
『おーっと、ここで1-A水宮も通過！』

『オイオイ、第一関門チョロイってよ！！んじゃ、第二はどうさ！？落ちればアウト！それが嫌なら這いずりな！！ザ・フォーーール！！！』
轟くんは難なくクリア
りん(いやー、轟くんが前にいれば楽だね〜)
私は轟くんの氷のあとを通って行った
　第二関門を突破した。すると、『ブウォンッ！』という音が後ろから聞こえてきた。振り返ると、爆豪くんが個性を使いながら、私達との距離を着実に詰めてきていた。
りん(よし、もっと好都合!)

『先頭二人は一足抜けて、下はダンゴ状態！上位何名が通過するかは公表してねえから、安心せずにつき進め！！そして早くも最終関門！！かくしてその実態は…………一面地雷原！！！怒りのアフガンだ！！』

りん(地雷原はわかりやすい、でも踏んだら飛ばされる、)
なんて思いながら、前の二人と一定の距離を開けながら進んだ、その時私の頭上を大きな影が過ぎていった
その影は、緑谷くんだ､､
前の二人も驚愕してる、あの３人は小競り合いをしながらゴールした、それは、誰もが予想していなかったであろう結果となって、
緑谷くん、轟くん、爆豪くん、私という順で､､

ゴールした３人は息を切らしていた
りん(1種目から張り切るからだよ、)

りん「緑谷くん」
緑谷「はぁ、ど、どうしたの？」
爆豪、轟(?)
りん「前に出てくれてありがとう、それだけ」
緑谷「うぇあ、ど、どういたしまして？」

りんは緑谷くんにお礼と言って行ってしまった
爆豪、轟「おいくそデク/緑谷」
緑谷「かっちゃん、轟くん」
轟「多分、同じことを思ったな」
緑谷、爆豪、轟「一切、息が切れていない、」

次の種目へと進めるとこができるのは、上位42名までとなった