水泡少女とヒーロー (ページ14)

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水泡少女とヒーロー１３ページ14

奥の方で佇んでいた敵の一人が、避難しようとしていた私達の元に、恐らく、相澤先生が瞬きをした一瞬の内に個性を使ったのだろう。

?「おや、あなたは?」
りん(やばい、目あった、)

「ダメだ、どきなさい！二人とも！」

13号先生の声が聞こえてきてそちらをチラリと見ると、個性を使う構えを取ったが、爆豪くんと切島くんが飛び出して個性を使用し、使えない状態になったことが遠目で分かった。そして、モヤの敵が広がり、みんなの姿を確認出来なくなっ
た。

──────
りん(う、うわー!)
目を開けるとそこは、一面に氷が張っていた
りんはとっさに足に水をため宙に浮いた
氷の正体は、
りん「と、轟くん?!」
轟「あぁ、水宮か」
　
「りんちゃん!轟くん!」
りん、轟「?!」
「ここだよ、葉隠だよぉ」
りん、轟「ごめん/わるい」

轟を見ると周りには凍っている敵、、
轟「情報は聞けた」
りん/葉隠(圧やば、)

轟「さっさと合流するぞ、お前たちは１３号の元へ」
葉隠「轟くんは?」
轟「俺は、相澤先生の元へ行く!」
りん「それは、辞めておこう。危険だ」
轟「いや、俺は行く」
葉隠「そんな」
りん「じゃあ、私も行く」
葉隠「りんちゃん!?」
りん「回復系、いたほうがいいでしょ」

私達が相澤先生の元へきたときにはオールマイトが
「──オールマイトォ！！！！」
「浅はか。」
「どっけ、邪魔だ！！デク！！」

緑谷くんは、蛙吹さん達に相澤先生を任せると、オールマイトの元へと駆け戻っていた。黒霧がそれに気づき、何処かへ飛ばそうとするが、爆豪くんが爆破させながら銀色の部分を掴んで倒した。

「！！？」
「てめェらが、オールマイト殺しを実行する役とだけ聞いた。」
オールマイト「轟少年は氷で、水宮少女は水で…」

「！」
「だあー！！」

バックドロップを決めたオールマイトを、爪を立てて掴んでいる脳無を、轟くんが右半身だけ凍らせた。切島くんが硬化した腕で死柄木を殴ろうとしたが、死柄木はヒョイっくんとそれを避けた