水泡少女とヒーロー１２ ページ13
?「13号に…イレイザーヘッドですか…。先日頂いた・・・教師側のカリキュラムでは、オールマイトがここに居たはずなのですが…。」
相澤「やはり、先日のはクソ共の仕業だったか。」
?「どこだよ…。せっかくこんなに大衆引き連れてきたのにさ…。オールマイト…。平和の象徴…、居ないなんて…。」
───それは、途方もない悪意。
?「──子供を殺せば来るのかな？」
「敵、バカだろ！？ヒーローの学校に入ってくるなんてアホすぎるぞ！」
「先生、侵入者用センサーは！」
「もちろんありますが…！」
轟「現れたのがここだけか、学校全体か…。何にせよセンサーが反応しねぇなら、向こうにそういうこと出来る“個性”がいるってことだな。校舎と離れた隔離空間。そこに少人数クラスが入る時間割…。バカだがアホじゃねぇ。これは『何らかの目的があって、用意周到に画策された奇襲』だ。」
りん(敵、なにもないといいけど…、)
轟くんは状況を冷静に分析し、それを私達に話した。
相澤「13号、避難開始！学校に連絡でんわ試せ！センサーの対策も頭にある敵だ。電波系の“個性”が妨害している可能性もある。上鳴。お前も“個性”で連絡試せ。」
上鳴「っス！」
緑谷「先生は！？一人で向かうんですか！？」
相澤先生は、そう言いながら戦闘態勢を整えていた。13号と上鳴のそれぞれに指示を出すと、緑谷くんが声を上げた。
緑谷「あの数じゃいくら“個性”を消すと言っても！！イレイザーヘッドの戦闘スタイルは、敵を倒してからの捕縛だ。正面戦闘は…………。」
相澤「一芸だけじゃ、ヒーローは務まらん。」
13号「……さあ、皆さん行きますよ！！」
相澤先生が、攻撃を仕掛けてきた敵の個性攻撃を無効化しながら駆け寄り、次々と敵を倒していった、
13号も、表情は分からないが安堵しており、小さくホッと息を着いていた。すぐに切り替え、生徒達をUSJ外に避難させることを試みたが、
「させませんよ。」
「「！！」」
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作者名：KARMA | 作成日時：2024年1月8日 22時
