不良少女と最強生徒会 〜こんなんでいいのかよぉ！？〜

〜挨拶！？2〜 ページ7

「ごめんな。美桜ちゃん。新しいメンバーが出来たらすぐに発表しなきゃいけないんだ。」

「わかったよ。でも次なんかあるときは、事前にいってくれ。」

「わかった。本当にごめんな。美桜ちゃん。」

「もういいって！それより一番わからなきゃいけないのはお前だぞ！」

「あぁ。わかった。」

「で？その集会で私は、なにすりゃいいんだよ？」

「ただのかるーい自己紹介だよー美桜ちゃん」

いきなり今まで黙っていた蒼月が喋りだした。

「そうだよ！ただの自己紹介だから安心して！美桜ちゃん！」

「心配はしてねぇけど…」

私が呟くと太陽が聞き返してきた

「けど？」

「めんどくせぇ」

「大丈夫！ただ名前言うだけだからめんどくさくないよ！」

「名前言うだけでいいんならやる…てか、そろそろ帰るから。」

「美桜ちゃん。バイバーイ今からおうちのおてつだいー？」

その言葉に私は冷たく返した

「おまえには関係ない」

私の返事に蒼月は、ケラケラ笑い出した。

「美桜ちゃん。ひっどーい」

私は、その言葉に何の反応もせず生徒会室のドアを閉めた。
そして私は、自分の家に帰った。

次の日

「今日は報告がある、庶務になった天羽美桜だ。」

「天羽美桜です。」

私が自己紹介をすると大河と冬牙がこそこそと話し出した。

「おいおい大変だ。冬牙くんあの美桜がまじめに挨拶してるぞ！」

「そうだね。大河くん。あの美桜ちゃんがまじめな言葉遣いをしてるね。」

その時私の堪忍袋の緒が切れる音がした。

「おい！大河！なにこそこそ話してるんだよ！冬牙ものってるんじゃねぇよ！」

「まあまあ美桜ちゃん落ち着いて。」

太陽が私のことをなだめた。
でも冬牙ってそういうキャラだったの？いままで、真面目かと思ってたんだけど！？

「いやぁーごめんね。美桜ちゃん大河が言ったから乗るべきかと思って。」

「ひどいよぉー冬牙俺の台詞を取るなんてー大河も浮気かよー俺悲しいなー」

「ごめんな蒼月もう俺浮気しねぇから」

「そこの馬鹿二人主人公差し置いて変な茶番をやんじゃねぇよ！」

「大河美桜ちゃん妬いてるぜー」

「なんださみしいのか？あ？」

「二人ともにやにやするな！馬鹿にしやがって！｣

「そうだぞそろそろやめろ。ここは、全校生徒の舞台の上だぞ。」

「「「あっ！」」」

ここが全校生徒の前って事忘れてた！

舞台の下を見ると沢山の人が目を見開いて私達を見ていた。

※次のページに続きます。

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