不良少女と最強生徒会 〜こんなんでいいのかよぉ！？〜

勧誘！？3 ページ5

「そうだぞ。蒼月。雑用とは言ってはいけないぞ！」
私が叫ぶと冬牙も蒼月に怒ってくれた。
そして丁寧に仕事内容を教えてくれた。

「要は、俺らの仕事の手伝いとかかな。でも、あんま仕事ないから安心して。」

「分かった。私もう教室戻るからな！」

「待て。」

「なんだよ。満月」

「明日から、放課後にこの教室に来い」

椿も彼氏と帰るだろうし大丈夫か。

「わかったよ。じゃあな」

「ああ。」

「バイバイ美桜ちゃん！」

「またな！美桜！」

「またね。美桜ちゃん。」

「バイバーイ美桜ちゃんー」

私は生徒会室からでた。

あいつらどんだけ顔面僅差値高いんだよ！
黒髪は、中性的で綺麗な顔だし。
緑髪は、爽やか系でイケメンだし。
赤髪は、可愛い系でイケメンだし。
金髪も、人相悪くても、イケメンだし！
青髪も、ウザイけど色ぽっくて綺麗な顔だし。
まじなんだよ！どこの恋愛小説だっつーの！
しかも、面倒ごとに巻き込まれちまったし何なんだよ！
そんなことを思いながら教室につくと椿が駆け寄ってきた

「大丈夫だった!？なにもされてない？」

「なにもされてねぇよ。大丈夫だよ。そんな心配すんなって！」

「心配するよバカ！」

椿は、泣きそうな顔で怒鳴った。

「ごめんな…椿心配かけて…でもなんでそんなに心配してるんだ？」

私がそう言うと椿は、キョトンとした顔をしたあとビックリした顔になった。

「美桜あの最強生徒会を知らないの？」

「最強生徒会？なんだよその名前？」

「生徒会役員の、ファンの人たちがつけたの！顔よし！体よし！頭よし！だって、花子さんが言ってた」

え？トイレの花子さん？あの七不思議の？

「椿、トイレの花子さんにあったのか？」

「なわけないでしょ！立花花子さんよ！ほんとに他人に興味ないんだから。私でも最強生徒会のこと知ってたわよ！」

「へぇー有名だったんだな。」

「ハァーあんたは、もっと他人に興味を持ちなさい！」

「はぁーい。」

「で？生徒会なんて入っても大丈夫なの？」

「ダメなのか？」

「違うわよ。あのメンバーイケメンだから、女たちに嫉妬でいやがらせされるかもよ！」

「大丈夫だろ！」

「まぁ、大丈夫よね。あんたに逆らう奴なんていないし」

「どういう意味だ？」

「あんたのその言葉遣いと、しょっちゅう田中に追い回されるから不良から始まって今では逆らったら殺されるって言われてるのよ」

思い出してみると私が通るたびにびびるやついたなー
興味なくて忘れてた
まぁいいっか

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