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彩の光と影 ページ27

砂原「彩、行くぞ。」

翔の言葉に、勝手に口が動いた。

立花「えぇ。最後の決戦だもの。負けられないわ。」

私は今まで取らなかった赤い仮面を取った。

翔も、同じように赤い仮面を取った。

そして、私と翔の魔力が一気に増えた。

まあ、増えたって言うより、元に戻った、だけど。

翔はその魔力で、檻を壊し、出てきた。

若武たちは、途方にくれてる。

若武「あ、アーヤか……?それに、砂原……?」

若武の力抜けた言葉に、私は我を取り戻す。

立花「何が起きてるの?!私、さっきまで何を……?」

私は、慌てる中、赤い仮面を付けようとする。

でも、翔に止められた。

砂原「彩、今は付けるな。いつ、何が起こるか分からない。」

翔……?

ここで付けるだけじゃ、ダメ。

翔は私の何かを知っている。

それを聞き出さなきゃ。

立花「分かった。でも、その代わり、翔が知っている、私を話して。」

翔は少し考えて、言った。

砂原「分かった。ただ、さっきの威圧の魔物が近くにいる。影に隠れるぞ。」

私はちょうどいい影ができる岩を見つけ、若武たちとそこに行った。

翔が話を始めようとすると、上杉君が鋭い目で言った。

上杉「俺たちも聞いていいのか?」

砂原「別にいいぜ。もうそろそろ、話さなければいけなかったしな。」

黒木「だったら、聞かせてもらうよ。」

黒木君が甘い瞳で笑う。

砂原「これから言うことは事実だ。受け止められるか?」

私たちは、静かに頷いた。

それを見た翔は、話し始める。

砂原「実は……。」

私は息をのむ。

彩の正体と翔の正体→←私は知っている



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あき@草売り大魔王(プロフ) - 未胡成さん» ありがとうございます!そう言っていただけてとてもうれしいです!今までこの作品を見守ってくださってありがとうございました! (2020年4月9日 7時) (レス) id: 8824d19027 (このIDを非表示/違反報告)
未胡成(プロフ) - 完結おめでとうございます。とても面白かったです! (2020年4月8日 23時) (レス) id: 1aec104bc7 (このIDを非表示/違反報告)
あき@草売り大魔王(プロフ) - 彗さん» ハンドパワーだ← 少なくとも頑張れ!(( 根性だー(棒) (2020年4月8日 21時) (レス) id: 8824d19027 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あき@草売り大魔王さん» 書く気が出るほどの事起こんないかな← (2020年4月8日 21時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
あき@草売り大魔王(プロフ) - 彗さん» 書く気を出すんだ!ファイト〜!← (2020年4月8日 16時) (レス) id: 8824d19027 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あき@草売り大魔王 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp  
作成日時:2019年6月29日 19時

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