３４話 ページ42
またどこかに電話をかける中堂さんを横目に、残っていた書類を片付ける。こそこそ話した後、内密にな、と言って電話を終えた中堂さんと目が合った。
「なんだ。」
「電話、木林さんですか？」
「…なんで分かった。」
怪訝そうな顔で見てくるので、サラッと思ったことを説明した。
「中堂さんが電話をする人なんて限られてますから。今の状況でミコトさん達にかけるとは思わないので、必然的に唯一中堂さんがちゃんと話せる木林さんかなぁって。」
「唯一ってなんだ。お前とも話せる。」
おや、まぁ。つい、目を見開いて驚いてしまった。私の表情を見て、なんだ、と眉間にシワを寄せた中堂さんに言った。
「まさか中堂さんからそんなことが聞けるとは…驚きです。あと、さっきの電話ってミコトさん達のことでしょう？優しいですね、やっぱり。」
そう言うと、チッと舌打ちをして私の頭をぐしゃぐしゃと撫で、そのまま所長室に引っ込んでいった。多分ミコトさん達を助けてやれ的なことを言ったんだけど、バレたくないから秘密にしろということだろう。根は良い人なんだよな。でもね、中堂さん。
「書類を押し付けるな……！」
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とく(プロフ) - 月影さん» もちろんです！続編も頑張ってくださいね！！楽しみです！ (2018年3月3日 22時) (
レス) id: cfdee12d85 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - とくさん» コメントありがとうございます！楽しみにして頂けて光栄です！そしてご指摘ありがとうございます！気づかなかった…！速攻で直してきますのでおまちください！これからもよろしくお願いします！ (2018年3月3日 22時) (レス) id: 05b42a57e2 (このIDを非表示/違反報告)
とく(プロフ) - 失礼します！とても面白い小説で、いつも楽しみにしています！そこでなんですが、所々、夢主の名前が「玲音」という表記になっていて、少し気になってしまいました...！生意気言ってすみません、更新頑張ってください！ (2018年3月3日 10時) (レス) id: cfdee12d85 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - Ayaさん» コメントありがとうございます。私の中の中堂さんはツンが多めのツンデレだと思ってるので…(笑) (2018年2月12日 23時) (レス) id: 36c16853e4 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。中堂さんが凄く可愛いです(*´∇｀*) (2018年2月12日 22時) (レス) id: b5e437c3d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトご飯 | 作成日時：2018年2月10日 19時
