3話 ページ4
「えーと、遊喜Aさん、17歳高校生。」
「はい。」
「平日は水曜日以外の16時から、休日は何時からでも平気。」
「はい。」
「学校…というか部活は大丈夫なの?」
「大丈夫ですよ。部活も委員会も入っていないので。」
「そう……うーん……。」
笑顔で淡々と返事をする私に対して悩む様子を見せるのはここ、UDIラボ所長の神倉保夫さん。猫をかぶっているために印象はいいのだろうが高校生という所が引っかかるのであろう神倉さんはうーんと悩みに悩みまくっている。その様子に、若干不安になってきて「あの…」と声を出しかけたその時、
「え、所長。誰ですかその子。」
「まさか所長の隠し子?」
「え、マジすか…?!」
「そんな訳ないでしょう!バイトの面接の子!今日来るって言ってたでしょう!」
あー、と面白くなさそうに納得した3人。きょとんと見つめていると、そんな私に気がついたのは、ボブヘアでパーカーを着た美人さんだった。
「バイト希望かぁ。名前は?高校生?」
「遊喜Aです。高校2年です。」
「へぇー、若いね〜。」
「ありがとうございます…?」
「ミコト。突然過ぎて遊喜ちゃんが困ってる。」
急な対応に戸惑っていると背の高い、これまた美人な女の人が助け舟を出してくれた。
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とく(プロフ) - 月影さん» もちろんです!続編も頑張ってくださいね!!楽しみです! (2018年3月3日 22時) (レス) id: cfdee12d85 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - とくさん» コメントありがとうございます!楽しみにして頂けて光栄です!そしてご指摘ありがとうございます!気づかなかった…!速攻で直してきますのでおまちください!これからもよろしくお願いします! (2018年3月3日 22時) (レス) id: 05b42a57e2 (このIDを非表示/違反報告)
とく(プロフ) - 失礼します!とても面白い小説で、いつも楽しみにしています!そこでなんですが、所々、夢主の名前が「玲音」という表記になっていて、少し気になってしまいました...!生意気言ってすみません、更新頑張ってください! (2018年3月3日 10時) (レス) id: cfdee12d85 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - Ayaさん» コメントありがとうございます。私の中の中堂さんはツンが多めのツンデレだと思ってるので…(笑) (2018年2月12日 23時) (レス) id: 36c16853e4 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。中堂さんが凄く可愛いです(*´∇`*) (2018年2月12日 22時) (レス) id: b5e437c3d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トマトご飯 | 作成日時:2018年2月10日 19時