【イナイレ】薔薇のように美しく気高い少女は、エイリア学園最強の姫君

24話 ページ28

ーーーエンペラーズランクエリア リゼル自室ーーー


『グランが雷門に試合を申込んだ！？』


私が自室でピアノを弾いていると、サンが【グランが雷門と試合をする】と報告に来た


『本当なの？』


サン「あぁ、今日の12時から陽花戸中グラウンドで行うらしい
父さんの命令ではなく、グランの独断らしいけど」


『そう
グランが何を考えているのかはわからないけど面白そうだから行ってみるわ
サン、ghの練習よろしくね』


サン「あぁ、わかったよ」



ーーー陽花戸中グラウンドーーー


私は陽花戸中の屋上でグラウンドを見下ろしていた
雷門は試合のためにストレッチや準備をしている


音無「12時になりました！」


音無さんがそう言うと、辺りに黒い霧がたち混み始めた


壁山「これって…イプシロン！？」


鬼道「来たぞ！」


グラウンド中央に霧が密集し、白い閃光と共にグラン達が現れた


グラン「やあ……円堂君………」


円堂「まさか……ヒロト？」


リカ「なんや彼奴等……こないだの奴とちゃうやんか」


風丸「エイリア学園には…まだ、他のチームがあったってことか………」


グラン「これが俺のチーム……
エイリア学園 ザ・ジェネシスっていうんだ
よろしく」


『(まだ決まってもいないのに何でジェネシスを名乗ってるのよ！
それ以前に、ジェネシスって私のチームなんだけど)』


円堂「ジェネシス………」




グラン「俺はただ、君たちとサッカーがしたいんだ
………君たちのサッカー、見せてよ」


ウルビダ「でも、いいのか？許可も無しにこんなやつらと試合して………
あのお方になんと言われるか」


グラン「大丈夫だよ
その時は俺が説明するから」




『その必要はないわ』

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